便利なスマホの楽曲情報検索アプリ
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今更だが、本文のタイトルにもあるように、スマホの楽曲情報検索アプリは本当に便利だなぁ、というお話をしたい。
知っている人には「ああ、そうだね」という話だが、知らない人にとっては「は?」なので、以下、楽曲情報検索アプリについて簡単な説明を。
ここで言う楽曲情報検索アプリとは、流れてくる音楽を聞き取って曲名や歌手名を教えてくれるアプリで、「Shazam」や「SoundHound」が有名。ふと立ち寄ったお店や街中、テレビ、ラジオなどから音楽が流れてきて、「あっ、いい曲だな。でもタイトルもアーティスト名もわからない…」や「あれっ、この曲名なんだったっけなぁ、ど忘れしちゃった」というシチュエーションは誰しも一度は経験したことがあるだろう。そんな時にこのアプリを使えば、タップ1回であっという間に曲名を検索してくれる。曲の途中からでもOK。曲名、アーティスト名の検索のみならず、収録されているアルバム名などの関連情報やYoutube動画も表示してくれる。
Shazamは鼻歌や生演奏には対応していないのが難点といえば難点。しかし、SoundHoundのほうは鼻歌でも検索可能となっている。私は用途に応じて両方を使い分けている。
使い始めて2~3年経つが、アプリの性能の高さに感動を覚えたこと多数。聞き取りに要する時間は短く、正答率はかなり高い。「邦楽」「洋楽」ともカバーしている範囲はかなり広く、とくに洋楽のヒット率は驚異的。これまで洋楽を中心に数百曲をShazamしたが、ほぼすべて正しい曲名が検索された。ちなみに、「Kポップ」にも対応しているが、朝鮮民主主義人民共和国の曲はヒットしてくれなかった。
これまでは自分が知らない楽曲のタイトルを調べる場合、歌手名を知っていれば聞き取った歌詞の一部を元にネット検索。CM使用曲なら大概ウェブサイトに情報が掲載されているし、テレビ番組で流れた曲であれば直接問い合わせ。お店で流れている音楽の場合、店側に問い合わせてもわかる時とわからない時があった。しかし、上記のようなスマホアプリが出てきてからは、そんな面倒な手間をかけずとも必要な情報が簡単に手に入るようになった。本当に便利な世の中になったものだ。
昔、知人に、CDショップで従業員に鼻歌を聞かせて目当ての曲名とアーティスト名を調べる猛者がいたが、小心者の自分にはとても真似できない。その話を聞いた私は、知人の大胆な行動よりも、決して上手くはないであろう彼の鼻歌だけで楽曲情報をピタリと言い当てた店のスタッフの知識量に感嘆したのだった。
最近、お金がない時の休日の過ごし方として、読みかけの本とスマホを片手に地元の某喫茶店へ行き、本を読みながら気になる曲を片っ端から検索するということをよくやっている。そもそも、オフの日なんてあまりないし、決して他人に薦められるようなものでもないが、自分としてはリラックスしたひと時を過ごすことができるので結構気に入っている。(相)