産後のすれ違いを考える
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現在放映中の「残念な夫」というドラマをご存じでしょうか。
子どもが誕生するまではいい関係の夫婦だったのに、出産後、男女の関係がすれ違っていくのを面白おかしく描いてるドラマです。
私は第1話から見ていますが、産後の「あるある」がたくさんでてきて、(あるある!)と共感しながら見ています。
あのドラマの場合、確かに夫ばかりが完全に悪いのではなく、妻の方にも非があるのでは?と思いもしますが、産後の女性の情緒不安定さを実感した身としては女性の立場がとてもよくわかります。
一番幸せであるのかも知れない時期ですが、新米オンマは慣れない子育てで一番いっぱいいっぱいな時期でもあります。そんな時に傷つけられた一言や行動は、きっと一生忘れないと思うほど(誤解のないように言いますが夫に限りません)。
今週のドラマの回も「誰のおかげで飯が食えてるとおもってるんだ!」といってはいけない爆弾投下。でもその返しもうまくて、「誰のおかげで朝から晩まで働けるとおもってるの、家事育児を引き受けてる妻がいるからでしょーっ」と。
オチはお互い偉そうに言ってごめんと謝り、仲直り。
やはり家庭ではお互いに尊重の心を持ち、どちらかに負担が偏りすぎないようなバランスが大事なんだろうな~と、ふと思いました。
産後クライシスという言葉ができて、あたらしく言葉ができたことで、すこしずつその回避方法も最近は議論されてきてるように思います。
産後クライシスといえば、今年から新たに始まった子育てエッセイの新米オンマ編も「脱・産後クライシス」という言葉がタイトルに入っています。1回目、私も興味深く読みました。
なかなか子育てをするなかでのこういった悩みなどは心の中で思っていても表にでることが少ないので、手前味噌になるかもですが、私はこういった内容の連載は画期的なのでは?と思っています。
産後の無神経な一言、行動で離婚に至る例も多いと聞くので、今後封建的だと言われている同胞社会でも脱・産後クライシスのために、少しずつでも議論されていけばいいなーと思います。(愛)