電車の窓から見る風景
広告
最近、表紙の撮影で出張に行く機会も増えたのもあって、地元に帰る以外にも新幹線や特急列車に乗る機会が増えました。
デザインを担当している自分にとって、こうして全国を飛び回れるのは嬉しい。
毎回楽しみにしているのが「駅弁」と「窓の景色」です。
特に、表紙の撮影で緊張と不安のなか、癒されているのが窓の景色。
「世界の車窓から」という長寿番組がありますが、まさにああいったのどかな風景が続く景色を見るのが楽しみなのです。
自然と頭の中ではあのテーマ曲が流れていたりします。
畑で農業をする人、公園で遊ぶ親子、踏切を待つ人、洗濯物を干す人など…。
その人たちの何ともない日常を切り取る列車の窓の風景。
地下鉄では味わえない良さがそこにはあります。(地下鉄には地下鉄の良さがあるとは思いますが)
ちなみに、電車に乗っていてもう一つ好きなのが、「ビルやマンションの廊下を歩いている人や、ちょうどドアを開けて部屋に入ろうとしている人を探すこと」。
これを偶然見かけたときは、なぜか「ラッキー」と思ってしまいます。無機質な建物など、一見、人の気配が感じられない所にたまたま人がいると、それだけで安心するのです。
県によって景色も天気もガラッと変わるので、そこも好きなところの一つ。特に晴れから雨に変わる境目を見られるのが楽しいです。
そしていつの間にか爆睡しているのも列車の良さ。
鉄道にはてんで詳しくないですが、スマホを眺めるより、窓の景色を眺める方が断然いいと思うのでした。(麗)