5月31日にきざむ、2つの言葉
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日曜日に東京・十条でぶじに行われた在日同胞大祝典。朝から晩まで準備に関わられた皆さま、おつかれさまでした。
十条駅前で、私たちを見守ってくれたカウンター(アンチ・レイシズム・プロジェクト)の方々にも…。
ヘイトスピーチが流れるなか、手づくりのプラカードを高く掲げ、静かに意志を伝えるサイレントデモ。凛とたたずむその姿に、たった一人でも、最後の一人になっても声を出し続ける強い意志を感じた。ありがとうございました。
人があふれかえる大祝典の会場で、7歳の娘に「オンマ、ここにいるのはみんなチョソンサラムなの?」と聞かれた。そう、私たちはこの日本で明らかに少数者。散り散りになって、互いの姿はよく見えないけど、これだけたくさんのルーツを持つ人たちがいるんだよ、と集まった人たちが教えてくれたようだった。
一人にさせない、一人でもたたかう―。この日、胸に刻んだ2つの言葉。(瑛)