ふたつとない書店
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コリアブックセンターが休業になった。
アップした写真は、最後の半額セールで買ったものの一部。
コリアブックセンターには、嫌韓本は一冊もない。
古代から近代をまたぐ朝鮮本の王道といわれるものを揃え、朝鮮の歌謡曲のCDやDVDも置いていた。
ここの料理本や絵本を繰るのが、束の間の楽しみで、イオも売っていただいた。
何より朝鮮本国の小説や辞典、ピアノの楽譜はここでしか買えなかった。もちろん、日本の朝鮮制裁が始まってからは、めっきり本の数が減ってしまったけれど…。
最近、顔の見える書店が街からどんどん消えていく気がしてならない。
大学時代にお世話になった松明堂書店(閉店)も好きな本屋だった。
地下スペースでは、いつも個展や展示会が行われていて、立ち読みの楽しみにプラスアルファを加えてくれた。
入って右側にある新刊の本だなには、いつもワクワクさせられ、ついつい買ってしまう。松本清朝の甥っ子にあたる店主の姿を見るのも、楽しみだった。
日本にふたつとない、コリアブックセンターは、私にとって大切な本屋さんだった。
日本の対朝鮮制裁が解かれた日、もう一度、復活してくれることを切に願います。(瑛)
残念です。
コリアブックセンターが休業ですか。本当に残念です。学生たちや児童たちに読ませたいハングルの書物はいつもこちらから取り寄せていました。割引などもしていただいて有難かったのに寂しいですね。南北祖国と日本を繋ぐパイプだったのに本当に残念です。