漫画本の紹介、「コウノドリ」
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最近めっきり涼しくなって、昨日は肌寒いくらいでしたね。
来週にはもう9月、読書の秋のはじまりですね!
ということで、今日は漫画本の紹介をしたいと思います。
今日紹介する漫画は「コウノドリ」(作者:鈴木ノユウ)です。
現在某週刊誌で連載中の漫画です。主人公は産科医であり、天才ピアニストでもあるという設定で、出産、妊娠にまつわる産科医療の現場が人間味あふれる形で描かれています。
こちらの漫画、「この漫画がすごい!」という噂を耳にし、10月にはこの漫画を原作にしたドラマも始まるということで、興味深々でした。
読んでみると、丹念に取材をして描かれているようで、妊娠・出産をするうえでとてもためになるし、涙はでてくるしで、近年読んだなかでもかなり秀逸な漫画で大人でも充分楽しめる内容でした!
この漫画では、様々な妊娠・出産の様子が描かれています。
未受診妊婦、喫煙妊婦、切迫流産、等々。
この漫画の紹介文にはこう書かれています。
「出産は病気ではない。だから通常の出産に保険はきかない。産科医療は怪我や病気を治す訳ではない。なので通常の出産に産科医は必要ない。だが、何かが起こりうるから産科医は必要なのだ——。」
確かに自分の出産のことを思い返してみると、産科医さんがそばにいて、適切に処置してくれなかったら無事に産めなかったのではないかなといまでも思います。
主人公が3巻でいう言葉
「出産は病気じゃないから 皆安全だと思い込んでるけど ボクらは毎日奇跡のすぐそばにいるから」
本当に生命が誕生するということは奇跡なのだと、改めて思います。
私達はその奇跡であることの延長線上にいまもいるのだと、日常生活をしていると忘れがちになりますが、この漫画はそんな想いを改めて思い起こさせてくれます。
興味のある方はぜひ読んでみてください。できれば男性にも読んでほしい漫画ですね!
妊娠・出産に関する固定観念を変えてくれる漫画だと思います。(愛)