東京朝高ラグビー部、悲願の花園初出場!
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第95回全国高校ラグビー大会東京都予選・第2地区決勝戦が昨日、東京の秩父宮ラグビー場で行われ、東京朝鮮中高級学校が29-10で明大中野を破り、創部史上初の全国大会出場を決めた。
あいにく雨天の中の試合となったが、東京朝高は試合序盤から主導権を握り、1度も相手にリードを許さない快勝。創部40周年となる今年、悲願だった花園行きの切符を手にした。
私は昨日一日、締切の原稿執筆に追われたが、この試合の間だけはテレビをつけ、実況中継の画面を尻目にノートパソコンのキーボードを叩いていた。
朝鮮学校に高体連主催の各種競技の全国大会予選出場の門戸が開かれたのは94年のこと。東京朝高ラグビー部はこれまで2000年、06年、09年、そして13年の計4回、都予選決勝に進出したが、いずれも突破はならず。今回、5回目の挑戦にしてついに夢を叶えた。
選手、監督、学校関係者はもちろんだが、保護者や後援会、OB、東京の同胞ラグビー関係者の喜びもひとしおだと思う。
おめでとう、東京朝高ラグビー部!! 花園でも東京朝高旋風を巻き起こしてもらいたい。(相)