2016イオ新連載のご紹介!
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2016年のイオ、手に取っていただけましたか?今日は新しく始まった連載を紹介します。
●トンポの風景
茨城、北関東を中心に朝鮮学校の子どもを精力的に撮っているユン・チスさんの素敵なスナップ!
●上京物語
なぜ東京へ?地方都市から東京で暮らしはじめた女性のエッセイです。トップバッターは法律事務所勤務のリョ・イナさん
●虹色の教室
特別支援教育に携わる現場の教育たちによるエッセイ。初回は京都朝鮮中高級学校のパク・フンミン先生です。
●手探りの教育
混迷を深める現代社会。子どもの未来のために、学校や教育をどう作りあげればいいのでしょうか。子どもを教えることをずっと考え続けている人たちによる骨太のエッセイです。
●NEWS EYE
世界の気になるニュースをもっとわかりやすく!
親子のための月刊イオニュースも続きます。
●金すんらエッセイ「役に生きる」
金剛山歌劇団、劇団四季で歌手・俳優として活躍した金すんらさんが日々の思いを綴っています。
●暮らしは今
日本に暮らす同胞たちの暮らしは? 年金、名前、介護、就職などさまざまな問題に迫ります。
●中学生スイッチ!
思春期とは大人への入口といわれるものの、年頃のお子さんを抱える家庭で悩みは尽きません。兵庫県在住の養護教諭ソ・チョナさんが中学生の悩みに答えます。
●みるみるわかる!擬声擬態語
朝鮮語学習コーナーもリニューアル!ハングル能力検定協会理事の解説が抜群です。
通訳者として活躍する同胞たちのエッセイもぜひお読みください。
●大人のためのジェンダーの話
この社会によって、知らず知らずのうちに「当たり前」と思わされていること。それは時に、身近な人を傷つけているのかもしれません。染み付いた差別意識をチェックできるエッセイです。
●FACE
注目の人を紹介するページ。初回は創部40周年にして「花園」出場を決めた東京朝高ラグビー部の呉昇哲監督です。
●ふぃおぎの絵日記
2015年度にマンガを執筆してくれた、ふぃおぎさんが新天地のドイツから素敵な絵日記を届けてくれます。
2015年もあっという間に終わりを告げようとしています。
この夏、イオ編集部は、大変な出来事に直面し、この5ヵ月間は必死でした。
編集部の大黒柱を欠くなか、ひとつの雑誌を作りあげるため、話し合い、補いあい…。「人は一人では何もできない」ことを身をもって知りました。
病に倒れた人が願っているであろう、「メッセージ」を心の中で描くことで自身を奮い立たせてきました。だからこそ、回復した姿を見たときは涙が出るほど嬉しかったです。厳しい闘病生活を送る同僚の帰りを待ち望みながら、2016年もがんばっていこうと思います。今年もイオブログのご愛読、コマプスムニダ!(瑛)
瑛さんに座布団一枚!
瑛さんの文章を読んで感動しました!
私は今年に入り、毎日ブログを拝読してますが、こんなに熱い気持ちになったのは久しぶりです。
おそらく同僚の具合が芳しくない中で、心が折れそうになった事もあったでしょうに。
何よりも瑛さんの強いバイタリティがあって、また、編集部のチームワークの賜物により、毎月毎月欠かさず月刊誌が世にでてくるのでしょうか!
まさに、体系的民族教育を受けてきた集団だからこそ成せる技であり、これこそが民族教育の優越性を示していると言えるでしょう。
毎月毎月、魂のこもった力作を発刊できるのも、民族教育によって集団主義精神や相互扶助精神を培ってこられたからでしょう。
私は何度かイオブログのコメントに投稿しておりますが、なかには意見の相違によるものでしょうかアップして貰えない事もありました。
事実、現実問題として、同胞同士といえども多種多様な環境に置かれており、主義主張や思想信条が異なる事は当然ではありますが、それを乗り越えて「在日同胞」という単語一つで結びつけて繋いでいく作業は、かなり難しく困難を伴う作業であると思います。
しかしそれを、不断の勇気と熱いチームワークで克服し2016年を展望している瑛さんの文章からは、なにか「使命感」のような気迫が感じられ、目頭が熱くなりました。
私はイオや新報社の論調には賛同しない事柄も多々ありますが、これからもイオを読む事でしょう。
それは瑛さんたちのように、同胞社会の未来を本気で考え模索している人が、集団がいるという事に、自身が感動を覚え励まされるからでしょうか!
2016年も良い年になってもらいたい、民族教育の衰退と同胞経済の縮小は喫緊の課題でしょう。イオ編集部様は、この二点を真剣に考えて道を示して頂きたいと思います。
瑛さんの御活躍を応援します。
名無しさんへ
名無しさん。
私も名無しさんのコメントを見て、胸が熱くなりました。
イオ編集部に配属され12年になりますが、この間、闘病生活を送る同僚には、本当にお世話になり、見守っていただきました。私がこの仕事を続けてこられたのも、陰ながら支えてくれた人がいたからです。
民族教育の衰退と同胞経済と縮小―。衰退という言葉には同意できませんが、どうにかしなきゃいけない状況だと危機感を感じています。
名無しさんのお書きになったとおり、同胞が置かれた環境はさまざまです。しかし、散り散りになった現状には歴史性があります。
個々人の考え方と言い切れない巨大な力が作用し、私たち同胞は翻弄されてきました。その力に割り箸をつつくような闘い方では太刀打ちできないでしょう。
まさに、知恵と力と心と集めて乗り切らねばと思っているしだいです。名無しさんのメッセージにも何か一緒にできるような思いを持ちました。
最後に過去のコメントに丁寧にご返信できなかったことをお詫びいたします。
今後とも、イオブログのご愛読、そして、ご意見お待ちしております。
コマプスムニダ。