いつでも、どこでも
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昨日、(相)さんがアナウンスをしていたように、在日コリアンを取り巻く社会課題が解決をみず、朝鮮半島をめぐるメディアの状況も変わらないなかで、日々「ミニコミ」の仕事を続けていると、時にこの方法で果たして何を変えられるんだろうか、と頭を抱えることがあります。
それでも、このハンパな気持ちは、声を挙げ続ける人たちにカツを入れられます。
昨日も大阪府庁前で181回目の火曜行動があり、今日はソウルで水曜集会があり、今週は文科省前で金曜行動が続きます。なかでも、水曜行動は1000回を超えています。
昨年12月末に日本と韓国側が日本軍性奴隷問題を永遠に消しさるための「合意」とやらを発表しましたが、声をあげなければ、苦しみ続けたサバイバーたちの存在は、人々の記憶から消えていくことはまちがいない。こんな焦燥感と苛立ちが募るなか、ネット上でこんなプロジェクトを見つけました。
언제 어디서나 수요집회―(いつでもどこでも水曜集会)
https://tumblbug.com/forgetnever
被害者たちが心から望む謝罪を実現させるためのクラウドファンディングでした。
平日の昼間にたとえ水曜行動の場に行けなくても、トレーナーを着たりして、「日常的に、感覚的に」参加しませんか、と呼びかけています。
見ると、20代のデザイナーさん3人が立ち上げたサイトでした。サイトをスクロールしていくと、プロジェクトの趣旨が一目瞭然! キャッチーなタイトルはやはり、コピー作りに長けているからでしょう。
また、被害者のハルモニの声を聞ける動画や、性奴隷問題を知るためのアニメなどもあり、プロジェクトの趣旨がスッと入ってきます。お金がなくても大丈夫!だと、スマホの待ち受け画面も準備している。
色んな人が色んな形で参加できるっていいですね。(瑛)