月刊イオ7月号が完成しました
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月刊イオ7月号が出来上がりました。
月刊イオは今年7月で、創刊20周年を迎えます。ということで、7月号では1996年生まれの20歳の同胞青年をクローズアップしました。特集タイトルは「二十歳の挑戦」。
表紙にも二十歳の同胞男女に登場していただきました。
特集でも、スポーツや芸術、料理、教育、研究など、各分野で活躍する二十歳の同胞の皆さんを何人も紹介しています。また、対談では、同胞弁護士と朝鮮大学校で法律を学ぶ学生に登場してもらい、権利擁護の闘いで何が必要なのか、同胞弁護士の役割などについて話し合ってもらいました。
特集を編集するに当たり、過去20年のイオを見返してみると、この20年間が、日本社会の右傾化と在日朝鮮人に対する弾圧の20年間であったことが、改めてわかりました。日本独自の朝鮮に対する「制裁措置」が強化されヒト、モノ、カネがまったく遮断されています。大学入学資格問題や高校無償化問題での朝鮮学校はずし、総聯各機関に対する不当な強制捜査など、在日朝鮮人に対する弾圧が繰り返されてきました。
現在、二十歳の同胞たちは、非常に苦しい20年を生きてきたと言えるでしょう。月刊イオの誌面でも、不当な弾圧について繰り返し伝えてきた20年でした。このような状況はいつまで続くのでしょうか。ともあれ、20年間、月刊イオをご愛読いただいた皆さん、ありがとうございます。
特集以外では、朝鮮で36年ぶりに行われた朝鮮労働党の第7回大会について、朝鮮大学校の創立60周年記念大祝祭、成立したヘイトスピーチ対策法について、などなど多彩な内容を掲載しています。
月刊イオ7月号をご愛読ください。(k)