話題のポケモンGO
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巷ではスマホゲーム「ポケモンGO」が大ブームとなっている。
街を歩くと、ポケモンをゲットするために同じ場所をウロウロしたり、立ち止まってスマホ画面を眺めている人が何人もいる。
そんな私も、いわば「ポケモン世代」なので、リリース直後にダウンロードしてみた。
その日は、同年代の社員たちとお昼に食事に行ったのだが、やはりその話題で持ちきりに。
さすが世代…、自分も含めみんなのテンションがすごい事になっている。
アニメで見ていたモンスターたちがスマホ越しではあるが、自分の目の前に現れる。
これはみんなテンションが上がるわけだ~と、モンスターボールを投げてみると全くと言っていいほど当たらない。
あー、やっぱりゲーム向いてないわ…とこの瞬間にもうやる気がなくなりそうになったが、何とか後輩の手助けでゲットすることが出来た。
アニメ「ポケットモンスター」が放送された1997年―、当時私は10歳。
ランドセルを背負っていた小学生の子どもたちの心をがっちりとつかんだ。
特に、ポケモンのキャラクターが歌詞に登場する「ポケモン言えるかな?」は、みんな一所懸命覚えていたなーとぼんやり考えていた。
必死に覚えた結果、今でもある程度は空で歌えるほど。
ゲームの方はさっぱりで、アニメの知識(しかも初期)しかない上、ストーリーもそこまで詳しく覚えていないが、
当時、強烈に残っているのが、「ポケモンショック(ポリゴンショック、ポケモンパニックとも呼ばれている)」。
コンピュータの世界を表現するため、ワクチンソフトによる攻撃シーン、破損したデータを修復したシーンに、ストロボやフラッシングなどの激しい点滅が多用され、視聴者の一部が体調不良を訴え入院するという事件。
メディアもこの事件を大々的に扱った。
当時、事件のことが書かれた新聞の1面をクラスメイトが学校に持ってきて、みんなで囲んで一緒に読んだ記憶がある。
あの事件からアニメが始める前には「テレビを見る時は部屋を明るくして離れてみてね」というテロップが出たんだっけ…とこれまたぼんやりと考えていた。
このブームはいつまで続くのか…。実は早くも飽き始めている自分がいる。(麗)