「男の生きづらさ」という記事
広告
先日、興味深い記事を見つけた。
朝日新聞デジタルでの記事、「オハラの夫」と呼ばれて マック鈴木の男心とプライド」
http://www.asahi.com/articles/ASJ8962PHJ89UTFK00M.html
タイトルから見ると マック鈴木さんの記事のように見えるが、この記事の言いたいところは
「男の生きづらさ」を様々な人たちの事例を紹介しながらルポしている。
中見出しだけみても、
●会社の呪縛、お酌も「仕事」
●「稼ぐ」役割、無言のプレッシャー
●男が家事、許せぬプライド
など「男とはこうあるべき」という観念によって起こった弊害などがルポされている。
最終的な〆としては、
田中俊之・武蔵大助教(男性学)の話を紹介しながら、
「男性が「生きづらい」と感じるのは、男性の生き方に対するイメージと現実との間にギャップがあるからだ。」として
社会は男性に力強さを求めるから、弱みも見せられない。見えもあって弱音を吐けず、人に悩みも相談できない。情けない理由で涙を流すことさえ許されていない。男性の生き方を根本的に見直し、もっと自然に自分をさらけ出せる社会になればいいのではないか。
としめくくっている。
この記事を読みながら、なるほどな~と思った。
特に同胞社会の中では「男とはこうあるべき」という観念が強いようにも思える。
女性だからこうあるべき、男性だからこうあるべき、というものを勝手に思うのはいいのだが、
それらを時に無意識のうちに誰かに押し付けてはいないか?
私も若い頃は、もしかするとそうだったかも知れない。
だけど、社会にでて、様々な方たちと接していくうちに、余計な観念は時に人をとても傷つけ、
時に弊害も生まれるということを学んだ。
より自分が自分らしく、男性だから、とか女性だから、とか変に縛られず、伸び伸びと自然体で生きていける社会になればどんなにいいかと思った。(愛)