カレンダーになった鶴橋
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7月号の特別企画「ぶらり、イオさんぽ」で、高麗神社周辺の地図と
各スポットのイラストを描いてくださったイラストレーターの金斗鉉さん。
以前、ブログで周辺を散策したと書きましたが、その道中、金さんと色々お話をさせていただく中で、出身地の話題になりました。
私が大阪の生野出身だと返すと「鶴橋を描いたカレンダーがある」という話になり、後日、そのカレンダーを送っていだきました。
「金斗鉉が描く鶴橋・生野の風景」というタイトルのカレンダー。
2016年に金さんが大阪で原画展を開いた時に、鶴橋・生野コリアタウン周辺の風景画を12点描き下ろしたものだそうです。
繊細なタッチと水彩の柔らかな色合いが、人情あふれる鶴橋の雰囲気をより一層引き立てています。
その繊細さは、活気あふれる街の声がいまにも聞こえてきそうなほどで、
どのページを開いてみても、見覚えのある懐かしい風景があります。
コリアタウンを中心に、私の母校である大阪朝鮮第四初級学校や、友達のキムチ屋さんなども描かれていて、
ここでよく駄菓子を買ったり友達と遊んだな~と郷愁に駆られました。
水彩画で見る地元も乙だなと、また違った角度で地元を懐かしむことが出来ました。
カレンダーの他にも、金さんが描いたポスターカードなどもたくさんいただき、
改めて金さんの素晴らしい絵に惚れ惚れしたのでした。(麗)