イオ５月号が完成しました！
　特集は「映画で語ろう」。映画を観た後に感想や視点を語り合うことにも、映画の醍醐味があります。映画好きや映画に深い関わりのある方々に、それぞれの映画愛について存分に語ってもらいました。
　現在公開中・今後公開予定の新作映画案内も掲載しています。ぜひチェックを！

　特別企画は「もう一つの民族教育〜大阪の民族学級では」です。大阪府（ほか、京都府、兵庫県）では、日本の公立小・中学校のなかに＂民族学級＂を設け、朝鮮半島にルーツを持つ子どもたちに言葉や文化、歴史を教えています。
　民族講師、日本の教員、保護者、子どもたち当事者の声を通して、アイデンティティ教育を行う貴重な場として大切に守られてきた民族学級の姿を紹介します。

　ほかにも、絵本『花ばぁば』（原作は韓国のクォン・ユンドクさん作『꽃할머니』）の出版について紹介した記事や、大阪補助金裁判の控訴審判決を解説する記事を載せました。

　また、今月号から、日刊イオでも何度か報じてきた入管の収容問題について短期連載を始めます。幼い頃にトルコから渡日して難民申請中だったメルバンさんの収容問題に起点して、見聞きしたことをルポしました。
　長年の支援者はじめ多くの市民らの声が集まり、メルバンさんは４月頭に解放されましたが、不当な収容は続き、まだまだたくさんの事柄が問題視されています。
　先日、茨城県牛久市にある東日本入国管理センター（通称：牛久入管）に収容されていたインド人が自殺しました。６月号ではこの事件をクローズアップして、さらなる問題点に迫りたいと思います（以下のURLで、「牛久入管収容問題を考える会」が出した抗議文を見ることができます）。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/ushikunokai/

　５月号も非常にボリューミー。ぜひお手にとってみて下さい。月刊イオHPの定期購読フォームにてどなたでも注文することができます。

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