大きな被害をもたらした7月の異常気象
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今日で7月が終わる。
今年の7月は非常に暑かった。
暑かっただけでなく、西日本で豪雨被害が起きた。
そして最後には台風が日本を直撃した。この台風12号、普段とは逆に東から西へと進んで行った。記憶してる限り、こんな台風は初めてだ。
日本だけでなく朝鮮でも同じような気候だったという。
朝鮮中央通信が24日に伝えたところによると、江原道の元山で22日に39.7度を記録。39度を超える地域がいくつか出た模様で、これは観測以来もっとも高い記録だと言う。また、11日の朝鮮中央通信は、9日から11日にかけて朝鮮西海岸の広い地域で大雨が降ったことを伝えている。「平安南道甑山郡で10日の一日の雨量が233ミリで一日の最大雨量としては気象観測史上、最も多かった」とこれも気象観測史上最大だったようだ。
西日本豪雨での死者は昨日の報道によると15府県で225人にのぼったそうだ。行方不明者がまだいるので死者の数はさらに多くなるだろう。熱中症による死者も60数人にのぼっている。台風も各地に爪痕を残した。こんな炎天下の中で子どもに運動場を何週も走らせたりする大人が今もいる。
西日本豪雨では、同胞にも多くの被害が出た。朝鮮新報でも被害の状況や支援活動の様子が伝えられている(写真)。しかし、被害の状況はあくまでも総聯組織が把握している範囲での話。朝鮮半島に何らかの繋がりがある人たち(同胞)を考えれば、もっと被害は多いのだと思う。
近年、毎年のように起こる猛暑や豪雨被害。多くの人命や財産が奪われている。これからもこのような気象状況が続くのだろうか、これからも多くの被害が出るのだろうか。その可能性が高いと思うが、悲しすぎる。
8月はなんとか穏やかな気候になってもらいたい。(k)