アツイJリーグのストーブリーグ
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12月3日のブログで、金明輝監督率いるサガン鳥栖がサッカー・J1残留を決めたことやJ2に昇格したFC琉球についてお知らせしたが、この間Jリーグで新た動きがあった。
まず、サガン鳥栖について。
佐賀新聞は、来季同クラブの新監督に、スペイン1部リーグのバルセロナなどで活躍したルイス・カレーラス氏が内定したことを報じた。ルイス氏との交渉は最終段階で、近く正式合意に達する見通しだという。
金監督の今後の情報はまだ確認できておらず、引き続きJクラブでコーチやスタッフを務めると思われる。
続いて、FC琉球について。
同クラブをJ3優勝へ導き、J2昇格を果たした金鍾成監督が退任し、FC琉球と同じく来季からJ2に昇格する、鹿児島ユナイテッドの監督として指揮することが分かった。
来季、両チームはJ2でぶつかり合うことになる。3年間指揮を執った古巣との対戦。非常に楽しみだ。
そして、FC琉球の主将であり、絶対的守護神・朴一圭選手(28、東京朝高、朝鮮大学校卒)がJ1チームの横浜F・マリノスに完全移籍することが決まり、来季からJ1でプレーすることになる。
横浜F・マリノスはリーグ戦でも失点数が多く、守備陣の強化が課題となっている。J3からJ1へとステップアップした朴選手の活躍が期待される。
このように、在日同胞選手・監督が在籍するJリーグで大きな動きがあった。
監督の就・退任、選手の移籍や引退など、ストーブリーグにこそスポーツ観戦の醍醐味があると言っても過言ではない(サッカー、野球などプロリーグを含めて)。
私事ではあるが、来季はぜひFC琉球の金成純選手(23、愛知朝高、朝鮮大学校卒)に活躍してもらいたい。金選手とは中高と一緒にプレーしたチームメイト。とにかくサッカーが上手だった。今季は746分の出場にとどまったが、来季は躍進してくれることを願っている。(全)