イオ4月号が完成しました
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イオ2019年4月号が完成しました!
今月号の特集は「これからの介護を考える」です。時代の変化に合わせて介護の形も変わっていく。これからの介護はどうなるのか? 実感が湧かない人たちには介護について考えるきっかけになるような、当事者にとってはヒントや共感を得られるような企画にしました。「東大阪同胞生活相談センター」相談員の金菊江さんの執筆による「『いつかの介護』におびえないための5ヵ条」、2人の同胞女性が自身の肉親を介護した経験をつづった「わたしの介護体験記」に加えて、資格を持って専門的に従事するスタッフから自らの得意分野で貢献するボランティアまで、さまざまな形で介護現場に新風を吹き込む人々も紹介します。
特別企画は「『3.1独立運動』から100周年」です。朝鮮近代史における民族運動の一つの到達点を示す「3.1独立運動」の歴史的意義や「3.1」の記憶の継承をめぐるさまざまな論点について、「生き続ける『3.1』、独立から統一へ」と題して康成銀・朝鮮大学校朝鮮問題研究センター長に寄稿していただきました。100周年に際して、東京、名古屋、大阪、福岡など日本各地で催された記念行事のようすも伝えます。
特集、特別企画のほかにも、朝鮮民主主義人民共和国から4人の選手が出場して銀メダル1つを獲得したFINAダイビングワールドシリーズ2019・相模原大会や、日本政府が就学支援金制度の対象から朝鮮学校を完全に外すため無償化法の省令を改悪した2013年2月20日に際して、この差別に抗議し市民社会に広く訴えるために「朝鮮学校を支援する全国ネットワーク」の呼びかけで日本各地と韓国で行われた全国統一行動(2・20アクション)のもようも載せています。
そして、2月27日から28日までベトナムの首都ハノイで行われた第2回朝米首脳会談についても、Q&A方式の解説などを交えて、4ページで掲載しています。
中村一成さんのエッセイ「在日朝鮮人を見つめて」、「マンガ・トンポとんねイモジョモ話」など人気連載も読みごたえがあります。連載5年目に突入した「朝鮮学校百物語」は今月号から2号連続で「4.24教育闘争」にまつわるストーリーを掲載します。
今年からイム・ヒャンスクさんが担当している表紙デザインですが、今月号のテーマは「ハラボジ、ハルモニのスティックダンス」です。介護特集に合わせたデザインになっています。
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