イオ5月号が完成しました
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本日、イオ5月号が完成しました。
特集は「ワーク×ライフ 女性起業の新たなカタチ」です。“すべての女性が輝く社会づくり”が叫ばれる中、女性の起業に注目が集まっています。本特集では、さまざまな分野で起業し、持ち前のアイデアやバイタリティを頼りに自身の可能性を切り開く在日同胞女性たちの奮闘を取り上げます。また、女性の起業を取り巻く現状を分析し、女性の社会進出を活性化させるための課題についても掘り下げました。
特別企画は、「解説・『徴用工』問題」。昨年10月30日、韓国の大法院(最高裁判所)は、植民地時代に日本企業に徴用され過酷な労働を強いられた朝鮮人被害者(以下、「徴用工」と表記)に慰謝料を支払うよう企業側に命じました。日韓の2国間関係を超えて、戦後補償問題全般にも大きな影響をおよぼすであろう今回の「徴用工」判決をめぐる問題の基本的な事実関係を整理しつつ、今後の課題や展望についても見ています。
5月号の工程期間には九州無償化裁判の判決言い渡しもありました(3月14日)。結果は原告側敗訴。当事者と弁護団が5年以上にわたって訴え続けてきた思いや議論から目を背け、またもや裁判官が国による差別を許した不当判決でした。誌面では、判決言い渡しの瞬間から報告集会のようすまでをまとめた当日のルポに加え、判決文の問題点について書いた解説を掲載しています。
「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」(無償化連絡会・大阪)が主催した無償化裁判応援イベント「MOREフェスタ2019~子どもたちの学ぶ権利を求めて新たなステージへ~」の内容もあわせてお読み下さい。
3月20日~24日に開催された「ISU世界フィギュアスケート選手権大会2019」(さいたまスーパーアリーナ)に朝鮮代表ペアとして参加したリョム・デオク選手とキム・ジュシク選手に関する記事も。ブログでは紹介できなかったインタビューを収めています。
他にも、京都朝鮮学校襲撃事件から10年を迎え、再び排外主義者たちがヘイトデモを起こしてしまった事態についてカウンターの方が寄稿して下さった「レイシスト、警察、マスコミは何をしたか #0309NoHateKyoto」、群馬県下の同胞幼児とオンマたちをつないできた「ポッポ会」の創立10周年イベント「뽀뽀회すた」を写真満載で伝えた「広がる新しいつながり」など今月号も盛りだくさん。プレゼントコーナーも充実してきたので、ぜひチェックしてみて下さい。
最後にお知らせがあります。月刊イオは2019年5月号から価格を700円(税込)に改定することになりました。なお、2019年秋に予定されている消費税引き上げの際には、本体価格の調整を行い定価700円を維持します。
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イオは今年からキャッチコピーを「コリアにつながるすべての人へ」に変えました。これからもイオならではの発信に努めていきます。引き続きのご愛読をよろしくお願いいたします。月刊イオは、HPの定期購読フォームにてどなたでも注文することができます。1冊からのご注文も承っています。定期購読ではなく1号のみの注文の場合は、「その他伝達事項」の欄にその旨と希望号数を記入して下さい。(理)