ペーパードライバー
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先日、免許更新に行ってきた。
やっとゴールド免許を取得したものの、バリバリの「ベテランペーパードライバー」だ。
免許を取得したのは朝鮮大学校の頃。
当時は、集会や大会などの看板、垂れ幕に書かれている名称やスローガンなどを書くため、美術科研究院のメンバーたちを乗せて、小平市から飯田橋の総聯中央まで車(美術科の車)を運転していた。
古く燃費が悪いマツダのボンゴを、免許取りたての初心者がビュンビュン走らせていたが、いま思い返せば、よくあの青梅街道や新宿を走れたなと思う。
地元に帰って母の車を運転したことがあるが、慣れない道でオロオロしていたら、助手席に乗っている母にめちゃくちゃ怒られた記憶がある。
ちょっと自信があっただけに、キツイ言葉に心が折れた。
運転経験があっても、過信してはいけないなと身を持って知った。
30分の講習では、さだまさしの「償い」が流れるビデオではなかった。あれを聞くとかなり気分が沈む。
今回は気持ちが重くなることなく免許更新センターを後にした。(麗)