千曲川の台風被害の報をうけ
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12日に日本に上陸した台風19号。
甚大な被害をテレビを通じみて、自然災害の恐ろしさを感じました。
上陸前日までは、東京に甚大な被害が出されるのではないかという報道もあり、
家でもランタンを購入したり、水や食料を買い集めたり、養生テープで窓を目張りしたりといままでにないほど、自宅でも対策を講じました。
会社のPCも万が一のことがあってはいけないので、
窓際にあるPCを奥のほうに移動したりと
できうる限りのことをしました。
個人的なことをいうと、
前日、長野に住む母が所要で東京にわざわざ出向いてきたので、
「東京はどうなるか危ないから、早めに長野に戻ったほうがいいのでは?」と伝え、
母もその日のうちに長野へ戻りました。
前日朝には長野の親戚から、「川が氾濫したらヤバイから危なくないところに今日から行きなさい!」と
強めの避難勧告を勧めるラインもあり、不安だらけでむかえた台風。
しかし、台風が過ぎ去ってみると、
東京は多摩地域がひどかったですが、
近くの川はどうにか氾濫することはなく、
かえって、安全かと思われた長野の方が被害が甚大でした。
前日夜、実家近くの河が氾濫したとの報をツイッターで目にし、
私のきょうだいラインでは、実家の両親の近くに住む姉に「避難準備だけしておきな!なんかあったら両親連れて避難」などバタバタと話し合っていました。
姉からは「窓開けたら雨というより、川の流れの音がすごい」とのラインが。
結構離れたところに川があるのに、その事実にびっくりしました。
色々と調べた結果、ハザードマップでは実家のある場所は浸水しない地域にギリギリ入ってなかったので、
下手に動くほうが危ないということで、駄目なら垂直避難で屋根に登るしかないね、ということで落ち着きました。
翌日7時ごろ、またきょうだいラインのトークがはじまりました。
実家は特段停電も浸水もなく無事でした。
伊勢湾台風のときも近くの川が決壊したそうです。
当時、祖父母と幼いころの父たちは、川に近い場所に住んでおり、
床上浸水して畳をすべてあげたりと大変だったと言っていたので、その経験を生かし、
今の場所に住んだのだろうか、そうとすれば祖父母に感謝だね、などときょうだいで話し合っていました。
しかし、実家から車で10分くらいの堤防の道が浸水したり、
川にかかっている橋が崩れたということをSNSで知り、愕然としました。
避難をした同胞もいたそうです。
私に避難を勧めてくれた親戚も無事で、
「台風のときは大きな川のほうが危ないの」と言っていました。
もしかしたら、祖父母たちの経験がなかったら、紙一重だったかもしれない、そう思うと身震いしました。
今回の台風の被害には本当に胸がしめつけられる思いです。
と同時に自然災害に備えるためにも
日ごろからの準備をしっかりとしておかないといけないなと思わされました。(愛)