不断の努力積み重ね、つかみ取ったJ1優勝 朴一圭/横浜F・マリノス
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2019シーズンにFC琉球からJ1屈指の名門・横浜F・マリノスに移籍した朴一圭(29、愛称:パギ)。朴は不動の守護神として、横浜F・マリノスの超攻撃的サッカーを支え、チーム15年ぶりとなるJ1優勝に貢献した。地域リーグからJ1へと這い上がった朴に迫る。
地域リーグからJ1へ
チーム内外でパギの愛称で親しまれている朴一圭。朴は19年3月29日に行われた第5節のサガン鳥栖戦でJ1デビューを果たした。以降、スタメンに定着し不動の守護神として、1年間、ゴールマウスを守りチームの優勝に貢献した。
かれのキャリアはJ1選手の中でも異彩を放つ。朴がサッカーを始めたのは埼玉朝鮮初中級学校初級部3年生の時。プロを意識し始めたのは東京朝高時代だった。その後、朝鮮大学校に進学。卒業した12年にJFLの藤枝MYFC(当時)に加入したものの、翌年には関東社会人1部に所属するFC KOREAへ移籍した。14年からはJ3の藤枝MYFC(14―15年)でプレーした後、J3のFC琉球に移籍。FC琉球では3年間プレーし、18年には主将としてJ3優勝とJ2昇格に貢献した。一時は地域リーグに身を置いた朴だが、「もっと上手くなりたい」という思いはぶれず、憧れのJ1の舞台へと這い上がった。…
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