最近、イオの読者カードに私宛のメッセージが届きました。

「これからもイラストの仕事、楽しくこなして下さい」

中学時代にお世話になった英語担当のソンセンニム（先生）からでした。

英語の授業ではソンセンニムのことを「Ms.〇〇」と呼んでいたのですが、メッセージの最後にそれが添えられていたのですぐにわかりました。

記者が書いた記事や撮影した写真などはクレジットが掲載されますが、我々デザイナーが作成したものにはひとつひとつに名前は載りません。

たまに「このデザインは私と（愛）さんどっちが作ったのか」と話されることも。見事に当ててもらうと嬉しいです。

イラストだとクレジットがあるので「見たよ」とひとこといただける回数が多い。

絵柄を見てすぐに私だと気づいてくださる方もいます。

イオと朝鮮新報のイラストを描いてはや11年。

正直、仕事で絵を描くことは楽しいことばかりではありません。

アイディアや構図が浮かぶない、理想とするものが描けない、仕事である以上、丁寧な絵を描こうとするとそれなりの時間と労力を使う…色々あります。

ですが、こうやって一言でも感想をいただけると「頑張って描いてよかった」と嬉しい気持ちになります。

ソンセンニム、あたたかいメッセージ、コマッスムニダ！（麗）