小さな実践が詰まったハッキョ/おいでよウリハッキョ vol.30 南武朝鮮初級学校
広告
少人数制を活かした学校づくりで、児童たちのさまざまな力や個性を引き出している南武朝鮮初級学校。他の学校では見られない珍しい日課、取り組み、全国的にも秀でた分野のさらなる強化など、芽になる小さな実践がたっぷり詰まっている。(取材日:2020年2月末。学年は取材時のもの)
△今月のハッキョ
京都朝鮮中高級学校
歴史:1945年11月、国語講習所の形で民族教育を開始。46年11月1日、高津朝鮮学院として正式に開校(創立記念日)。49年に公立学校へ強制移管、日本の公立学校・分校に。1960年、名称を南武朝鮮初級学校に。65年に各種学校認可取得。66年、分校を離脱し学校の自主化を実現、幼稚班を開始。1983年9月、現在の場所に校舎を移転、新校舎竣工。2016年に学校創立70周年を迎えた。
データ:朴在和校長/園児:21人、児童:17人(2020年2月末現在)/学区:神奈川県川崎市北部、横浜市と東京都世田谷区の一部
〒213-0013
神奈川県川崎市高津区末長3-1-15
Tel:044-866-6411
いろんな笑顔に会いにきて
午後の歯みがき中、カメラを向けるとみんなで「ニッ」。掃除の時間もすかさずピース。
教室、体育館、廊下など、あちこちで笑顔が弾ける。のびのびと過ごす子どもたちの姿が印象的だ。
同校には年間、約2000人もの来校者があるそう。秋には毎年恒例のバザー「サランフェスタ」が開催され、近隣住民と交流を深めている。