オンライン講演会「朝鮮人虐殺をなかったことにしたい人たち」
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6月23日、加藤直樹さんを迎えて
今日は、6月23日に行われるオンライン講演会「朝鮮人虐殺をなかったことにしたい人たち」の紹介です。講師は、『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』、『「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち』の著者で作家の加藤直樹さん。
主催は、新型コロナウイルスの感染拡大で、対面の講演会開催が難しいなかでも積極的に発信を続けている「1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動」の皆さんです。
同会は、関東大震災時の朝鮮人虐殺の事実を記憶することを目指し、2019年9月15日に同胞青年たちを中心に発足されました。20代のコリアン青年たちが、がんばっています。
5月29日に開催されたオンライン講演会「3.1独立運動100周年から1年、今考える朝鮮植民地支配と朝鮮人虐殺」では、講師の洪昌極さん(一橋大学大学院博士課程修了)が関東大震災時の朝鮮人虐殺と、その背景にある当時の日本の排外主義について説明。軍や自警団による各地の朝鮮人虐殺の経過や内容、その後の処理、日本民衆による朝鮮民衆虐殺の意味について、植民地支配の全体像の中での解説をしてくれました。質疑応答も行われ、東京以外の地方や海外からも参加したそうです。
来たる8月15日には、日本の植民地支配から朝鮮が解放されて75周年を迎えます。世界中で人種差別への関心が広がっていますが、差別というものがなぜ起きるのか、歴史の中から学んでほしいと思います。(瑛)
●オンライン講演「朝鮮人虐殺をなかったことにしたい人たち」(講師:加藤直樹さん)
日時:6月23日(火)、20時00分~22時頃終了予定
会場:Readin’Writin’BOOK STORE(東京メトロ銀座線「田原町」駅徒歩3分)
※15名限定、事前申し込み必要
※オンライン(「Zoom」アプリ使用)でも視聴可能
申し込みフォーム:https://march1mov2.peatix.com/
資料代:500円*学生無料
問合せ先:※以下のいずれかに連絡を
kantou1923@gmail.com(事務局)
toron3824@hotmail.com(梁大隆)
k44neko@gmail.com(鄭和瑛:在日本朝鮮留学生同盟東京地方本部)