26歳、これから
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最近観たドラマ、『This is us』(邦題:『This is us 36歳、これから』)を紹介したい。
アメリカで2016年から放送しており、社会現象を起こしているという。日本ではシーズン3まで公開中。1話40分なのでサクサク観れる。数年前からドラマ自体は知っており、いつか見ようと思いながらもつい他の作品を優先していたが、なぜもっと早く見なかったんだと絶賛後悔中。
ストーリーのメインは、自身の役柄に嫌気がさし、モヤモヤしているイケメン俳優・ケヴィン、脱肥満を試みるケイト、理想の家庭を持つ完璧主義のエリートビジネスマン・ランダル、それぞれ性格も容姿も、抱える悩みも違う「三つ子」(通称ビッグスリー)だ。36歳を迎えた「三つ子」が何かを失い、また何かを得ながら、それぞれの人生に立ちはだかる壁を乗り越えていく様子が描かれているハートフルなヒューマンドラマだ。
「三つ子」の人生の土台となった過去をフラッシュバックさせたり、親の過去と照らし合わせながら、散りばめられたピースをはめていくようにストーリーが展開されており、「三つ子」と同じぐらい重要なのが父のジャック・ピアソンと母のレベッカだ。もはやピアソン家と、その周囲にいる人々が織りなす人生ドラマとも言える。
さて、なぜ「三つ子」なのかという部分だけネタバレをしよう!
ケヴィンとケイトは正真正銘、ジャックとレベッカの間に生まれた双子だが、ランダルは養子なのだ(ちなみに両親と双子は白人、ランダルは黒人)。生活的な黒人差別の描写にも考えさせられた。
社会制度や社会問題、習慣や文化が違うので、養子やドラッグなどに関してはあまり身近に感じないが、登場人物みなそれぞれ抱えている問題や悩み、コンプレックス、葛藤などにはつい感情移入してしまう。
とはいっても、私はまだまだ酸いも甘いも知らない26歳なので、人生がどうのこうの言えた立場ではない(笑)10年後、こんなことも起こりうるのかなぁ~人生っていろいろあるんだな~…と思いながら人生の予習として見た(笑)
ドラマ、特に海外のドラマなんて興味なさそうな知人に勧めたところ、案の定「ドラマ見ない。海外ドラマとか興味ない」と言っていたが、無理強いしたところ数日後には「13話までみた」、さらに数日後には「ビッグスリー!」と叫んでいたので、自信をもっておすすめする。
アメリカではシーズン4まで放送が終わり、現在シーズン5の撮影準備にとりかかっているらしい。早く続きが見たくて震えている。
さて、今年も下半期に入った。先日、友人から、とある占い解説動画が送られてきた。
曰く、2020年下半期の蟹座のタイトルは、『なんでも食べて暴走しちゃう。祭りを起こせるのは私しかいない!』らしい。8分にわたる解説だったが、内面的な部分で絶妙に言い当てられており、なかなか面白かった。『地域の住民と協力して、「世の中を盛り上げていこうぜ!」と、町おこしやお祭りみたいなものを蟹座は自分の役割として引き受ける』らしいが、友人も私も蟹座であり専従活動家なので、なんとなく使命として感じてしまった(笑)占いなどの類は一切信じないが、ファンキーなタイトルに今後を意識させられてしまっている。
26歳、これから!(蘭)