9月号は、ウリハッキョを応援します
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新型コロナウイルスの感染拡大で、日本の公私立学校と同様に、休校を余儀なくされたウリハッキョ。
緊急事態宣言が解除された後も、各地で感染が続くなか、現場はスローペースで進んでいます。
70年以上もの間、地域の同胞たちの力で支えてきたウリハッキョ。
朝鮮学校は、日本政府や自治体からの補助金が少ないため、常に緊縮財政を強いられていますが、どの学校も、一口運動を呼びかけ、夜会や地域開放型のバザーを開催、また年間を通じて朝鮮料理や物品を販売し、学校運営を助けてきました。しかし、このコロナ感染でイベント開催も難しくなったため、各地で緊急の支援が呼びかけられています。
創立75周年、新校舎建設5周年を迎える東京朝鮮第6初級学校(東京都大田区)は、「コロナに負けない! 第6ハッキョ応援キャンペーン2020」を立ちあげました。夜会を開催できないかわりに、応援チャリティチケットを販売し、同胞たちに支援を呼びかけています。
千葉県では、日本市民が「コロナウイルスから千葉朝鮮学校を守るカンパ募金」を立ち上げたところ、230人から賛同が集まり、310万円が学校に寄贈されました。
コロナ感染拡大を防ごうと、各地の保護者、オモニ、アボジたちが校舎の消毒をしたり、マスクや消毒液を寄贈してくれています。
今回、全国の朝鮮学校にアンケートをし、学校を支援する動きを知ることができました。ユニークな取り組みや、日本人支援者の温かい支援も紹介する予定です。(瑛)