14日まで再配信!/京都朝鮮歌舞団の「音で繋がるJAPAN×KOREA」
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暮らしから舞台芸術が遠のくなか、人間の喜怒哀楽を引きだしてくれる京都朝鮮歌舞団の公演をご紹介します。12日から14日までYouTubeで配信されています。
「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う京都市文化芸術活動緊急奨励金」の採択事業として行われた京都朝鮮歌舞団「音(マウム:心)で繋がるJAPAN×KOREA」は、和楽器奏者の山本朗生さんとの共演に挑戦。
「キンアリラン」(写真上)は、篠笛とカヤグム、「出鋼」はカヤグム二重奏と津軽三味線の競演。それぞれ独特の音を聴かせつつ、響き合う音を作りあげ、アジアの楽器の可能性を引きだしていました。
カヤグム併唱「いのちの歌」は、感染症拡大で大切な命が奪われるなか、今ある出会いや命への感謝をうたい、
朝鮮を代表する名曲「朝鮮の歌」は、クラシック曲のカノンを取り入れたアレンジによる重唱で、母なる大地を大らかに歌いあげます。
独唱「モランボン」は、同胞たちの祖国への郷愁を、日本市民からは、「朝鮮に旅行した気分だった」との嬉しい反響を呼びおこしていました。
クライマックスは、新舞楽「SHISHISANGMO」。
岩手に伝わる郷土芸能と農楽のサンモチュムが躍動するなか、最後は観客席に繰りだしてのチュムパンで、無観客の録画公演を忘れさせてくれる楽しい饗宴が広がります。
朝鮮舞踊を披露した大阪朝鮮歌舞団の出演も大きな花を添えていました。
配信は14日(月)まで。ぜひお見逃しなく!