「鬼滅の刃」と「不滅の想い」
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鬼滅の刃が社会現象となっている。
例にもれず、うちの長男もはまり、
「鬼滅の刃」映画の主題歌となった歌は
2歳児も口ずさめるほどに我が家でも「鬼滅の刃」で溢れている。
「鬼滅の刃」映画の主題歌となった歌は
2歳児も口ずさめるほどに我が家でも「鬼滅の刃」で溢れている。
はじめはアニメから見始めた同作品。
初見では、あまりのグロさに躊躇したものの、
クオリティの高さに定評のあるアニメ製作会社が作るだけあり、
アニメの完成度の高さにのめり込んでいった。
クオリティの高さに定評のあるアニメ製作会社が作るだけあり、
アニメの完成度の高さにのめり込んでいった。
アニメをみると、次は話のつづきが気になりはじめ、
本をあまり読まない息子に
漫画は文字を一生懸命読む練習にもなるだろうと思い、
おもいきって全巻購入した。
本をあまり読まない息子に
漫画は文字を一生懸命読む練習にもなるだろうと思い、
おもいきって全巻購入した。
(ちなみに注文してとどくまで1ヶ月かかった)
全巻読んだ感想は、
こんなに魂ふるえる漫画を読んだのは初めてだった。
漫画としても作品としても大傑作。
漫画としても作品としても大傑作。
漫画の根底にあるメッセージがあまりにも胸をうった。
きっと誰にでもあてはまる、奥深いメッセージがそこかしこにちりばめられてて、
これほどの社会現象になっているのだろうなとおもった。
これほどの社会現象になっているのだろうなとおもった。
新聞の広告にも載った「想いは不滅」という言葉。
私はこの漫画を読んで、自身が想起したのは亡くなった祖父や先人たちのことだった。
朝鮮半島の平和のため、子どもたちの民族学校創立のために一身を捧げながらも、
北南共同宣言が発表される直前の2000年2月に亡くなったため、
生まれ育った故郷には帰りたくとも帰れなかった祖父。
北南共同宣言が発表される直前の2000年2月に亡くなったため、
生まれ育った故郷には帰りたくとも帰れなかった祖父。
北南共同宣言後の故郷訪問団で
祖父の写真とともに故郷を訪問した父は、
いまも祖父の想いを受け継ぎ、日々を送っている。
祖父の写真とともに故郷を訪問した父は、
いまも祖父の想いを受け継ぎ、日々を送っている。
植民地期支配で一度失われた教育を取り戻すため
朝鮮学校をつくり、守るためにいまも受け継がれている先人たちの想い。
振り返れば、在日朝鮮人運動にも大切な
「受け継ぐ」や「不滅の想い」などのキーワードが
あるなと自身に投影して読んだ。
「受け継ぐ」や「不滅の想い」などのキーワードが
あるなと自身に投影して読んだ。
ちなみに私たちが発行している雑誌「イオ」も
繋ぐ、受け継ぐ、という意味だ。
現在、2021年1月号の製作が佳境に入っている。
漫画のなかの「柱」のような素早さ、正確さをイメージしてデザインし、全集中でさばいている。
2021年1月号の発売日は12月17日。
乞うご期待を。(愛)