シンガポール合宿㊤現実逃避と現実直視
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(理)さんに続き、私も海外旅行を振り返ってみる。
2019年の夏、初の海外旅行でシンガポールを訪れた。
実は数年前からヨーロッパ旅行を計画していたが、18年は書類不十分でビザが下りず(とりあえずフランスに住んでいる同級生の家にお邪魔しようと思ったが、その場合、フランスの自治区からの書類も必要らしい…)、「今度こそ」とヨーロッパ周遊計画を立てていたとき、それを知った友人も同行することに。しかし、ヨーロッパは治安が不安とのことで、シンガポールへ行くことになった。
18年に初の朝米首脳会談が行われたので、行く価値は充分にある。
シンガポールは、赤道の近くに位置する東京23区ほど小さな国だ。1966年にマレーシアから分離したのち、リー・クアンユー初代首相の一党制度のもと、高度の経済戦略を駆使し、世界でも類を見ない速度で今日の経済発展の礎を築いた。公用語は英語、マレー語、中国語、タミール語。英語といっても、さまざまな言語が混ざったシンガポールイングリッシュなので、ほとんど聞き取ることができなかった。旅行先としても人気なだけあって、治安もよく、街もきれいだ。
現地時間20:30、東南アジア最大とされているチャンギ空港に着陸し、(朝鮮籍の私だけ)約1時間に及ぶ入国審査を終え、MRTでオーチャードへ。オーチャードではじめてシンガポールの地上に出たときの感想は、「表参道みたい」。CHANEL、PRADA、Louis Vuitton…道沿いに立ち並ぶハイブランドショップをスイーッと通り抜け、合宿所のような宿泊施設にチェックイン。
翌日から散策開始。初日は夜だったこともあり、電車やタクシーを利用したが、メジャーな観光スポットは基本的に徒歩で行ける。一日で地理は、ばっちり掴めた。
長くなりそうなので、ここからは定番の観光スポットをざくざくと写真で紹介する。
▼シンガポールと言えば!の、マリーナ・ベイ
マリーナ・ベイ・サンズ内の超巨大ショッピングモール。ハイブランドショップが立ち並び、一気に現実に引き戻される。
▼島一体がリゾート地となっているセントーサ島
マリーナ・ベイ・サンズ、カペラホテル、リッツ・カールトン、ラッフルズ・ホテル、フラートン・ホテル…ぎんぎらぎんに輝くホテルの前をスイーッと通り抜け、われわれが向かうは合宿所。滞在期間、一日当たり23000~27000歩あるいていたので、本格的に合宿味を帯びていた。
次回へつづく。(蘭)