「朝鮮学校の裁判闘争を通じて見た民族教育の課題」~無償化連絡会・大阪主催のオンライン連続学習会第4回
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昨年7月からスタートし、毎回好評を博している「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」(無償化連絡会・大阪)主催のオンライン連続学習会の第4回が1月28日に開催される。
第4回学習会のタイトルは「朝鮮学校の裁判闘争を通じて見た民族教育の課題」。
2010年4月に施行された高校無償化制度から朝鮮高級学校だけが排除され、すでに10年以上の歳月が流れた。日本全国5ヵ所で繰り広げられてきた裁判闘争も、広島と福岡の最高裁判決を残すだけとなった。現在までのところ、大阪地裁以外では朝鮮学校側の訴えがすべて退けられている。しかし、裁判の終結が闘いの終わりではない。朝鮮幼稚園に対する幼保無償化の適用や朝鮮大学校に通う学生への学生支援緊急給付金の問題も含め、取り組むべき課題は多い。
大阪朝鮮学園と弁護団、支援者の3者によって構成された無償化連絡会・大阪にとっても、現状を正確に認識しつつ、支援のあり方も含め、次の一歩を踏み出す時期に来ている。このような問題意識に沿って行われる第4回オンライン学習会では、鄭栄桓・明治学院大学教授、趙慶喜・韓国聖公会大学教授、金英哲弁護士という各分野の専門家3人がパネリストとして出演する。コーディネーターは無償化連絡会・大阪の藤永壯共同代表(大阪産業大学教授)が務める。
参加申し込み方法は、1月25日(月)までに下記サイトの申し込みフォームに名前、メールアドレス(携帯メールは不可)、所属(任意)、留意事項を入力のうえ送信。参加費無料。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/27456f10682687
無償化連絡会・大阪 第4回オンライン学習会
「朝鮮学校の裁判闘争を通じて見た民族教育の課題」
日時:2021年1月28日(木)19:30~21:30
パネリスト:
鄭栄桓(明治学院大学教授)在日朝鮮人史・朝鮮近現代史
趙慶喜(韓国・聖公会大学教授)社会学、マイノリティ研究・ジェンダー研究
金英哲(弁護士)大阪朝鮮高校無償化・補助金裁判弁護団
コーディネーター:藤永壯(無償化連絡会・大阪)
*申し込み方法*
1月25日(月)までに下記サイトの申し込みフォームで名前、メールアドレス(携帯メールは不可)、所属(任意)、留意事項を記入のうえ送信。参加費無料。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/27456f10682687
(相)