【特集】世界を旅しよう~イオ誌上トラベル
広告
新型コロナウイルス感染症の大流行によって、
旅に行けないフラストレーションを抱えている方々も多いのではないでしょうか。そんな不満を少しでも晴らし、未来の旅行へ思いをはせるための誌上トラベル特集を企画しました。世界をまたにかける記者やフォトグラファー、旅行好きの同胞たちが旅先でのとっておきの写真や旅行記を寄せてくれました。エジプト、モロッコ、ドバイ、チェコ、キューバ、朝鮮—イオの誌面で素敵な世界旅行を。
ファインダーから覗いた朝鮮
筆者●盧琴順 (朝鮮新報)
2003年に初めて仕事で朝鮮民主主義人民共和国を訪れてから17年。カメラのファインダー越しに現地の移り変わりを見つめてきた。とくに、2012年以降の変化はめざましい。首都・平壌では倉田通り(2012年)、未来科学者通り(2014年)、黎明通り(2017年)と続々と新たな街が生まれ、日ごとに変貌をとげている。…
世界から視た朝鮮
筆者●李永徳(朝鮮新報)
「ボーダー」を超えた先に
「悪の枢軸」という言葉を聞いたことがあるだろうか。2002年、当時の米国大統領であるジョージ・W・ブッシュが自国の脅威となる国家を非難する際に用いた呼称だ。この物騒なネーミングで呼ばれたのは、イラク、イラン、朝鮮の3ヵ国であった。…
忘れられない絶景
●モロッコ―鮮やかな、モロッコの色彩
李イスルさん(30、東京都在住)
モロッコに到着してまず印象的だったのは、日差しの強さと、土地ならではの色彩でした。モロッコには右の写真のような赤土の建物が多いのですが、薄薔薇色と濃紺色の夜空の配色が新鮮で美しかったです。…
●ドバイ、エジプト、マルタ島―トラブル続きのバカンス
Aさん(40代、関西在住)
2020年12月、仕事に区切りをつけてバカンスツアーに出発。初日からトラブルに見舞われた。事前にPCR検査の陰性証明書をもらい関西国際空港へ行くも、英文での証明書と72時間以内の検査結果が必要とのことで搭乗拒否にあう。…
●チェコ共和国―海外旅行、私ならではの楽しみ方
孔優花さん(25、千葉県在住)
2019年11月、3週間に渡り、ヨーロッパ9ヵ国を周遊した際、チェコ共和国を訪れた。最初に向かったのは、世界で一番美しい街と言われ、世界遺産にも登録されているチェスキークルムロフ。…
●南アフリカ共和国―路上で出逢った人々
Bさん(27歳、関東在住)
人生の25年間を日本で暮らしていた僕は、なんとなく外に出たくなり、南アフリカ共和国に行きました。
その留学では、沢山の出逢いがありました。そのなかでも、路上で出逢った人々を紹介します。…
コロナ禍の中でも
自然食のコリアンデリをオープン
李玉希さん(ミラノ在住)
イタリアは欧州でも感染者数や死亡者が多い国です。20年3月10日にロックダウンがなされ、街から人が消えました。振り返ると、19年12~1月、周りには風邪で寝込む人が多く、「インフルエンザは怖いね」と話していました。とくにイタリアでは無症状の子どもが高齢者にうつした家庭内感染が多かった。…
見えてきた差別と格差、小さな希望
金美穂さん(カリフォルニア在住)
2001年の世界貿易センタービルテロ事件、08年のリーマン・ショック、そして現在の新型コロナウイルス大流行。私はこれらすべてを米国で体験した。9・11にしろコロナにしろ、大惨事の時に見られる不動の現象がある。それは、社会の格差があらわになり、被差別属性の人たちが幾度にわたって引き離されることだ。…
以上は特集からの抜粋になります。全文ご覧になるには本誌をご覧ください。