春の先駆者は手強い
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朝鮮ではツツジ、日本では桜…春の先駆者は花で例えられがちだが、筆者はそんな情緒的なものよりも、「朝のだるさ」で春の訪れを感じる。
今年は、3月に入ってからというもの、朝、体が全く動かない。アラームには気づいているし、一応目は覚めている。起きなきゃ、準備しなきゃと頭ではわかっているが、驚くほど体が言うことを聞かない。
毎朝、(あーダメだ。これは無理だ。今日こそ無理だ。多分これは体調が悪い)と思いながら、30分~長いときは1時間ぐらい布団の中でぐったりしている。そして家を出る15分前にのそのそと動き出し、結局歩いて間に合う時間には家を出られず、駅まで自転車を飛ばす。そんな1日のスタートがかれこれ1ヵ月続いた。
よって、今春は駐輪場代でいくら使ったのかわからない。
家を出てしまえばいつも通りなのだが、毎朝布団の中でこの戦いを繰り広げ、最近ようやく体が言うことを聞いてきた。
毎シーズン、身体のネガティブな変化で季節の移り変わりを感じがちだが、もう少し情緒的に季節を楽しんでみたい。