大学生活で使える朝鮮語
広告
今月は大学生活で使える朝鮮語を習います。大学以外でも応用可能なので、学生以外の方もぜひ一緒に学びましょう。
교수님, 저 궁금한게 있는데 질문해도 됩니까?
先生、あの~知りたいことがあるのですが質問してもよろしいでしょうか
先生のことを大学では一般的に교수님と呼びます。교수님は教授だけではなく講師など大学で教えるすべての先生に使える敬称です。またここで「궁금하다(気になる、知りたい)」は非常によく使われる単語なので覚えましょう。
수강신청 다 했어?
履修登録は全部終わった?
수강신청は漢字で書くと受講申請、つまり大学の履修登録のことです。「다 했어?」は色々な言葉につけて使えます。例えば「숙제 다 했어(宿題全部やった)?」などはよく使うでしょう。終わってない場合は、「아직 안끝났어(まだ終わってないよ)」などと答えましょう。
2교시 공강이라 했지?중도 같이 안갈래?
2限目は空きコマって言ってたよね。中央図書館に一緒に行かない?
1限目、2限目などの限は교시といいます。また공강は空講で「空きコマ」、중도は중앙도서관(中央図書館)の省略です。他によく使う言葉としては「학점(単位)」「동아리(サークル)」「기말고사(期末試験)」「종강파티(終講パーティ)※学期末の授業の打ち上げ」などがあります。
●コラム「授業をサボる」は朝鮮語で?
「授業をサボる」を朝鮮語でそのまま訳すと「수업을 빠지다(授業を抜ける)」となります。けれど「땡땡이치다」という言葉がよりよく使われます。땡땡이が「サボり、サボること」という意味で、땡땡이치다で「サボる」という意味になります。また最近の学生は「수업을 째다」という表現をよく使うそうです。째다は「何かから逃げる、避ける」という意味のスラングです。
筆者:金泰植
きむ・てしく●1980年生まれ。茨城朝鮮初中高級学校、朝鮮大学校外国語学部卒業。九州大学博士課程修了(比較社会文化)。現在、早稲田大学で客員次席研究員をしながら津田塾大学、聖心女子大学などで朝鮮語を教える。NHK出版の『ハングル練習帳』に連載や、K Village Tokyoのテキストなどを執筆。