優しさに触れる日々
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デザイナーという職業柄、基本は事務所にいるのだが、カメラ担当で取材に同行する日も少なくない。
ブログにも書いたが、4月末、料理取材のため横浜・関内にある「京城苑」へ行き、3号分の撮影をした。料理を作ってくださる店主・安さんの担当分は、今回で最後となった。
撮影終了後、片付けを済ませ、ふと手前のテーブルに目をやると、安さんがお店の焼肉数種類と、本誌用に作った料理の一部を取材班に用意してくださっていた。
テーブルに並ぶお肉が輝いて見える。思わず感動のため息!
お店の準備でお忙しい中、こうして我々をもてなしてくださる事に、ただただ感謝の一言だった。
料理の撮影以外でも、特集の取材でお邪魔した同胞のお宅で「ご飯食べていって」と、昼食をご馳走になったこともあった。
自分は記者に比べると同胞たちと会う機会は少ないが、こうした優しさに触れる度に、心がじんわりとあたたかくなる。
ほかにも、編集部宛てに届く激励のお手紙、差し入れやお花などなど、応援してくださる読者の方々に日々、励まされている。
自分が撮った写真で、デザインで、完成したイオを読んで、喜んでいただけたら…。
優しさに触れる度に、そんな想いが一層強くなる。(麗)