朝鮮料理習得への道
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昨年から在宅ワークが導入され1年以上が経ち、この間、昼食をまともに作るようになった(夕飯をまともに食べると、翌朝、胃が痛くなるお年頃に差し掛かったので)。
そこで参考にしているのが、弊誌の料理連載である。
先日は、高仁淑さんのレシピを参考にスンドゥブチゲを作った。
消費期限が切れた豆腐を消費するために、冷蔵庫に残っていた唯一の具材・ネギを入れて作ったが、あまりのおいしさに、その後数日間は豚肉やシーフードミックスなど具材を増やし、チゲ祭りを開催した。
「チゲの素」「キムチの素」など、入れるだけで簡単に作れてしまう便利な時代だが、まずは元祖の作り方を習得したいものである。料理を一から作ってみると、粉唐辛子や、塩辛のエキス(액젓)の使い方、「これとこれを合わせたら大体この味になる」という感覚も養われておもしろい。
幸い、「とうてい食べることのできない物」には仕上がらないので、料理はいい息抜きになっている。
2019年7月号掲載ピビム麺のレシピ
2020年8月号掲載コングクスのレシピ
当面の目標は、自分の感覚でパパッとヤンニョムジャンを作れるようになることだ。
そして、今夏は麺類に挑戦したい。(蘭)