【特集】「ウリ」を発信! 動画はじめました
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新型コロナウイルスが蔓延し、従来の生活が制限されるなかでのステイホーム生活。そんななか、動画コンテンツが大活躍しています。朝鮮の動画配信サイトやいちおし映像作品、コロナ禍で生まれた同胞YouTubeチャンネル、昨年から始まった朝鮮新報社のSinboTV、動画配信の可能性や活用法まで、一挙紹介します。
朝鮮発の動画コンテンツの楽しみ方
朝鮮発の映像を楽しめるサイトや動画コンテンツの楽しみ方を、熱烈な朝鮮動画ウォッチャーのカムルチさんが一挙解説!
elufaTV
日本各地の同胞の暮らしやニュースを発信している「elufaTV」の魅力であり、最大の強みは、朝鮮中央テレビのライブ配信と「コマチュック」など朝鮮学校の各種イベントの生中継ではないだろうか。…
조선의 오늘/우리 민족끼리
「조선의 오늘」は、朝鮮の準公式メディア、「우리 민족끼리」は祖国平和統一委員会のサイトだ。いずれも朝鮮中央テレビや、朝鮮の政治、経済、文化などのテーマを配信する点が共通している。…
NEW DPRK
YouTubeチャンネルの「NEW DPRK」は、外国へのプロモーションとして製作されたものではないだろうか。英語字幕がついており、配信元がオランダというのも面白いところ。…
いちおし映像作品3選
朝鮮発の映像、各ジャンルごとに3作品ずつを紹介!
・映画
『자신에게 물어보라』(邦題「遥かなる木霊」)1988年/『새별』(暁星)1983年/『우리 집 이야기』(わが家の物語)2016年
・ドラマ
『석개울의 새봄』(ソッケウルの新春)全23部、1990年/『방탄벽』(防弾壁)全14部、2015年/『백금산』(白金山)全16部、1994年
・アニメ
『소년장수』(少年将帥、少年大将)全100部、1982年~2019年/『고주몽』(高朱蒙)現在34部、2017年~/『령리한 너구리』(かしこいタヌキ)全63部、1987~2017年
こんなにある! 在日同胞YouTubeチャンネル一挙紹介
個人で発信しているものから団体で発信しているものまで、在日朝鮮人が運営するさまざまなYouTubeチャンネルを紹介します。数多あるチャンネルの中から、▼定期的に動画を配信していること、▼在日朝鮮人と関連のある内容であること―の2つを主な基準にして、編集部が3つのジャンルで選びました。
【在日朝鮮人について知る】
檀君キムチ【タングンキムチ】
일본아재TV
【元気と話題、届けます! 朝青チャンネル】
Do!ちゃんねる。
イバコリちゃんねる
michozunnel みちょづんねる
こちら葛飾区朝青支部TV
朝青西東京中部TUBE
チョアヨTV
【朝鮮の音楽・舞踊を楽しむ】
金剛山歌劇団
福岡朝鮮歌舞団
在日本朝鮮文学芸術家同盟-文芸同 munedong
vlog、魅力は“疑似体験”
フランス留学 Sunsil Channel
フルートを学ぶため2018年にフランス・パリへ留学した黄純実さん(22)は、学業のかたわら昨年11月にYouTubeチャンネルを開設した。毎週月・木曜日更新の「フランス留学Sunsil Channel」では、留学に役立つ解説動画のほか、多数のvlogを紹介している。vlogとは「Video blog」の略で、その名の通り文章ではなく動画で日々の記録を発信することだ。…
朝鮮新報電子版の新動画サイト、SinboTVに注目!
朝鮮新報社が運営する朝鮮新報電子版が昨年10月、全面リニューアルされ、新たに動画サイト「SinboTV」が立ち上げられた。注目のコンテンツをその見どころとともに紹介する。
「つくりびと」~礎築いた先人たちの物語
「ウリハッキョチェガントゥンイ」~才能あふれるちびっ子大集合
「今日の平壌」~現地発の旬な動画をチェック!
※SinboTVを観る方法
Sinbo TVを観るためには、昨年リニューアルされた朝鮮新報電子版「DIGITAL SINBO」の有料会員になる必要があります。電子版閲覧の有料会員登録は、基本プラン【月額1,900円(税込)】とライトプラン【月額1,000円(税込)】の2つのプランから選べます。すでに紙の朝鮮新報を購読(月額1,900円、税込)している人は、追加料金なしで電子版のすべてのコンテンツを閲覧、利用できます。
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共感ひろげ、“自分ごとに”
地域に向き合う “ツール”としての動画
「集まって過ごす」ことができないコロナ禍の日常の中でも、同胞たちを訪ね、学校や地域社会を支援する試みが日本各地で続いている。動画を“ツール”に、応援の輪、思いの輪が広がる現場を取材した。…
私はこんな風に活用!
仕事や趣味、日々の暮らしで動画を活かしている20代、40代の同胞たちに、活用法、利点を聞いてみた。…
INTERVIEW・朴英二さん
動画を「飛び道具」に
朝青で働いていた2000年、米国・ロサンゼルスを訪れたときの車中、ラジオから朝鮮語が流れてきて、衝撃を受けたことがあります。在日同胞に比べ在米同胞は歴史が浅いのに何社も新聞社があり、テレビ会社もある。在日同胞社会にも多様なメディアが必要だと痛感し、2017年に有志たちと在日同胞の情報を発信する動画チャンネルU-Waves(別項参照)を立ち上げました。…
パク・ヨンイ●ドキュメンタリー映画監督。1975年生まれ。朝鮮大学校政治経済学部卒。朝青神奈川県本部活動家を経て、バンタン映画学校で学ぶ。15 年に渡り日本各地の朝鮮学校を撮影するかたわら、朝鮮、韓国、米国、英国、ミャンマーなどで取材。代表映画に「まとう」(第5回福井映画祭観客賞)、「未来をあきらめなかったものたち」(平壌国際映画祝典構成賞)、「蒼のシンフォニー」(DAFF 最優秀賞)、「ニジノキセキ」(DMZADF賞、平壌国際映画祝典審査員特別賞)。舞台、公演、イベントの映像、演出やミュージックビデオなどを制作。在日同胞の情報を発信するU-Wavesを2017年に立ちあげた
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