「東京、4度目の緊急事態宣言へ」の報に触れて
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新型コロナウイルスの感染再拡大が続く東京では、昨日(7日)は、920人の感染者を記録。死者は大阪に次ぐ数で2244人に上った。
そして、7月12日から8月22日まで、東京は4度目となる緊急事態宣言が出される方針だという(7月8日、朝日新聞)。
朝からげんなりだ。
8月号の本誌の特集は、「長引くコロナ禍 みんなどうしてる?」。
コロナ感染の影響はすべての人たちに降りかかっている。
会いたい人に会えない、行きたい場所に行けない…。
みんながみんな辛抱しながら、日々を送っている。
8月号は、医療、仕事、学校、家庭などの現場で、それぞれがコロナ禍をどう乗り越えてきたのか―について、同胞たちから、たくさんの体験を寄せていただいた。
80代の義母がコロナに感染して、やっとの思いで入院先を探した女性の体験談にあった「恐怖」の文字が今も頭から離れない。
米国に暮らすある研究者のコロナ体験談には、心の平穏を保つことの大切さを感じた。
イオ編集部も、締め切り前で、今週は全員が出社している。
このような働き方も本来はしてはならないし、変えていかなくてはならない。
編集部には、小さい子どもを抱えている人もいるし、高齢の両親を抱える人が大半。何より、自分自身の健康から守っていかなくては、仕事も家庭も、担っていけない。
今月は地方出張も予定されており、本の出版も急がれる。9月号の締め切りも、この緊急事態宣言中にしっかり乗り越えていかねば。
昨日が七夕だったということも、忘れていた。コロナが明けた後の、小さな願いを空に託してみようか。(瑛)