イオ8月号が完成しました!
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本日、月刊イオ8月号が完成しました。
特集は「長引くコロナ禍 みんなどうしてる?」です。昨年から続く新型コロナウイルスの世界的感染拡大はいまだ収束の気配が見えません。一方、長引くコロナ禍の中、社会のさまざまな分野で新しい変化が生まれています。同胞たちはどのように暮らし、どのようにこの困難を乗り越えようとしているのか。生活、仕事、医療、教育などの現場を取材しました。
「コロナショック! 私の体験談」では、結婚披露宴を延期した、コロナ禍で派遣契約が満了し、次の仕事が見つからない、コロナ禍の出産で感じた孤独や不安、ワクチン接種時の苦労話などの体験談をまとめました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、総聯支部や分会などの地域のコミュニティ活動でも変化が起きています。「どう変わった? 地域コミュニティ」では、6月末から7月初めにかけて、緊急事態宣言が解除された大阪で総聯西大阪支部の活動を取材しました。同支部の管轄区域にある南大阪朝鮮初級学校(大阪市住之江区)で7月3日に開催されたオープンスクールにも足を運びました。
新型コロナウイルス感染症の流行は、人びとの仕事や暮らしに大きな変化をもたらすと同時に、個々人の考え方や価値観、メンタル面にも影響を与えています。「変わりました 仕事と暮らし」と題して、変化の具体的な内実を取り上げています。暮らしの部分では、適応障害や、コロナ禍で変わった家族の距離感について取材しました。仕事の部分では、在宅ワークでの苦労や、新たなビジネスチャンスをつかむため奮闘する人びとの挑戦、エッセンシャルワーカーである医療人たちの胸の内を取材しました。そして、教育の分野では、初のオンライン開催にチャレンジした東京朝鮮中高級学校(北区)の文化祭「アンニョンハセヨ2021」(6月13日)の現場ルポを掲載しています。
ほかにも、5人家族のうち、夫婦と、同居する義母の3人が新型コロナウイルスに感染したケースについて当事者に寄稿していただきました。新型コロナウイルス関連の行政の支援制度のうち、申込み期間が延長されたものを紹介しています。
各界の著名人が登場し好評を博しているIOインタビュー 、4回目は日本を代表する映画監督の山田洋次さんです。タイトルは「辛い思いをした人こそ、寄り添える」。8月6日から公開される話題の最新作『キネマの神様』についても話を聞きました。
ほかにも、7月1日に伊丹市で行われた2021年金剛山歌劇団アンサンブル公演「SOLL」、フォトジャーナリスト伊藤孝司さんの寄稿「コロナ禍、日朝関係を想う」、朝鮮大学校朝鮮問題研究センター主催で6月26日に行われた『南永昌遺稿集 奪われた朝鮮文化財、なぜ日本に』の出版記念講演会を取り上げています。歴史学者の姜徳相さん、広島で長く日朝友好運動や朝鮮学校支援に取り組んできた横間洋海さんの追悼記事も掲載されています。8月号から、世界各国のコリアンが執筆する連載エッセイ「コロナ禍の中でも」が始まりました。1回目の書き手は米国ニュージャージー州在住の江田陽生さんです。
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7月号発行の際にも告知しましたが、このたび、新規で定期購読を申し込んでくださった方には半年間の限定で「300号記念クリアファイルプレゼント」「あなたのお友だちにイオ最新号をプレゼント」「2021年のバックナンバー1冊プレゼント」という3つの特典がつくことになりました。内容の詳細、申し込みフォームはこちらから。イオwebからではなく、お近くの総聯本部や支部で定期購読の申し込みを行った方は、契約したご本人が別途、上のフォームで特典の申し込みをしてください。これを機に、ぜひ定期購読のご検討をお願いいたします。
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