2年ぶりの祭祀
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今年の夏は、約2年ぶりに帰省した。
帰省できなかった約2年の間で、
実家はリフォームして様変わりし、実家で25年間、家族のように過ごした愛猫が亡くなってしまった。もうひとりのきょうだいのように、常に傍らにいた愛猫が衰弱していると話を聞いても駆けつけられず、訃報を聞いたときは涙がとまらなかった。
今夏、60代以下にもワクチン接種券が届くという話を聞き、情報収集しまくって、接種券が届いた3日後にワクチンを打つことができた。2回目を打った2週間後、抗体がフルになるという日に帰省。両親も6月にはワクチンを打ちおわっていたのと、感染の状況がまたいつどうなるかわからないので、今年は帰省した。(それでも予防のために、両親とは一緒に食事は取らず、マスクをして過ごした)
帰省中は家からほぼ出なかったのだが、今年は父のカメラを借りて、たくさん家のなかのようすを写真で撮っておこうと決めた。
2年ぶりに実家の祭祀にも参加することができたので、その様子も撮影。
チェサパンチャン作りも手伝った。
祭祀中も記録のためにと撮影したのだが、最後、名前の札を火にくべる時だけは、カメラがおかしくなり、シャッターが突然きれなくなるという摩訶不思議現象が起こった。
どんなに試みても、そのときだけは1枚も撮影できなかった。
きっとチェサのご飯を食べに来た祖父母が、写真をとられるのを嫌がっているのだなと思った。
(あとで心のなかで、めちゃめちゃ謝罪した。)
あの世へ行った祖父母もお盆にはこの家に還ってきているのだなと確信し、嬉しくなった。
あの世へ行った祖父母もお盆にはこの家に還ってきているのだなと確信し、嬉しくなった。
久しぶりに食べるチェサパンチャンは、本当に美味しく、ご飯を何杯もおかわりしてしまった。
2年ぶりに会うことができた両親は、相応に年老いていて、久しぶりに会うことができ本当に嬉しかった。孫たちとの記念写真も撮影できた。また来年も同じように撮影できますようにと願った。(愛)