「CHE5チェーゴフェスティバル」に参加して
広告
先日、10月24日に東京朝鮮第5初中級学校の「CHE5チェーゴフェスティバル」が開催されました!
今年が創立75周年であるものの、コロナ禍で予定していた記念行事がすべて中止・縮小することになり、学校と3地域が協同で学校応援のための
①特別映像「75周年をチュッカヘヨ」視聴権付チャリティチケット販売と
②オモニ会による絶品グルメの販売をすることになったということです。
フェスティバルの内容としては以下のような充実した内容で行われました。
その1.学校公開(授業参観)
その2.特別講演会/講師:康明逸(朝鮮大学校准教授)『ウリハッキョ「でも」からウリハッキョ「だから」の時代へ』
その3.オリニフェスタ(遊び場ブース&『逃走中inCHE5』開催)
その4.オモニ会take out受け渡し
その5.チャリティー企画(お楽しみ抽選会&特別映像配信)
私は今年度オモニ会役員のため、朝7時に学校に集合して、オモニ会テイクアウト販売の準備に勤しみました。
なので、今回は授業参観や講演会などは参加できずに黙々と裏方作業にまわることに。
久々の立ち仕事はやはり大変でしたが、ベテランオモニたちのフォローもあり、大変ななりにも楽しんで準備することができました。
役員オモニたちのパワーで、どうにかお昼前には準備もひと段落し、オリニフェスタに参加していた下の子の様子を見に行くことに。
下の子を家から連れてきたアッパは特別講演会に参加するということで、ソンセンニムと児童たちが下の子の面倒を見ていてくれてました。
下の子はちょうど宝探しの番号の当選商品をもらうところでした。
鬼滅の刃柄のハンカチでしたが、「これはやだ」とわがままをいい、別の番号の当選品である玩具の刀が欲しいと渋っていました。(;´∀`)
ちょうどそこに遭遇した私が、これでいいと思うよ、と言っても、魔の三歳児の頑固さは譲りません。
すると、宝探し担当の児童がひと言「じゃあ、この刀の番号がでてくるまで探せばいいんですよ!」と。
すると、付き添いのソンセンニムも「じゃあ、探しにいこっか!」と快く受け入れてくれて、一緒に探しに行ってくれました。
その場にいた私は、その児童のことばに深く感動!
わがままを言う子どもを説得するのではなく、希望を叶えるようにしてくれる心の優しさにすごく感動しました。
なんでも、「オリニたちを主人公に!」という合言葉で、オリニフェスタに訪れた子どもたちを児童・学生たちが楽しませようと頑張って準備などしてくれていたみたいです。
学校に通う上の子を探すと、『逃走中inCHE5』に参加するオリニたちを応援する役目をもらったそうで、頑張って応援していました。
後片付けが残っていた私はまたそこから離れましたが、後ほど再会した下の子は、担当生徒・児童やソンセンニムたちととても楽しく過ごしたようで、笑顔でオリニフェスタを楽しんでいました。
家に帰ってからは、特別映像「75周年をチュッカヘヨ」を子どもたちと視聴。
歴代校長先生のインタビューや全校生徒たちの踊りなど、この間、学校側も本当に、頑張って準備したことを見てとれました。
オリニフェスタでのひと場面をみても、誰かを思える、心優しい児童・生徒たちが学んでいる第5ハッキョが愛おしく思えた1日でした。(愛)