楽しい! イルムの漫才
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絶賛販売中の月刊イオの特集は、「在日コリアン・名前の話」です。
この特集では、今を生きる同胞たちが、自分をどう名乗っているのか、を伝えたく、「ルポ・『私』をどう名乗る?」と題して4人の思いを紹介しました。
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私は、大阪でイルム(名前)をめぐる漫才を作ったお二方を取材。この漫才がとても新鮮でした。
漫才を作ったのは、大阪市内で民族学級講師を務める柳侑子さんと民族学級保護者のムン青ヒョンさん。
お二人は、2021年9月の民族教育フォーラム2021の場で、漫才を初披露しました。
コンビ名はパッピンス(かき氷)。まだ暑さが残る季節にピッタリのコンビ名、漫才は、幼い頃から2つの名前があった柳さんの「名乗りをめぐる葛藤」をベースにした内容です。
漫才を作るきっかけは、民族名を呼び名乗る実践にまつわる新聞記事だったといいます。
「今、民族学級の現場を見ると日本名、日本国籍の子が大半…。何が正解かはわからないけれど、子どもたちに選択肢を示すことが大切。大人が名乗れへんかったら、子どもは名乗ることはない。エンパワメントできる色んな表現をしていこう」―ムンさんは漫才を作った思いを、こう語ってくれました。
ムンさんは日本人とコリアンのダブル、日本人とのパートナーの間に授かった3人のお子さんの名付けも、とてもユニークでした。このお話も機会を見て紹介したいです。
https://youtu.be/zImx36NC2lc
ムンさんと柳さんの楽しい掛け合い、ぜひお楽しみください。
ブログ日刊イオの限定公開です。(瑛)