同胞と日本市民の愛をうけ―/おいでよウリハッキョ vol.48 四日市朝鮮初中級学校
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2021年9月に創立75周年を迎えた三重県唯一の朝鮮学校は、同校卒業生と県下の同胞、多くの日本市民たちに守られ、発展してきた。小さな学校だが、プログラミング的思考を育むレゴ教育や、幼稚班、低学年からの英会話教育など、時代に沿った教育は他校に引けを取らない。
△今月のハッキョ
四日市朝鮮初中級学校
歴史:1946年9月、「ウリ學校」創立。47年、学校名を「四日市橋北初等学院」に改称し、49年、現在地に移転。同年、「学校閉鎖令」発令。50年、閉鎖された校舎のそばで授業継続、校舎を取り戻し「四日市朝鮮小学校」として「自主学校」の形態で運営開始。55年、「三重朝鮮中学校」を併設し、56年、「四日市朝鮮初中級学校」に改称。65年、鉄筋3階建ての新校舎落成。66年、三重県から「各種学校」設置認可。72年、幼稚班併設。75年、体育館及び幼稚班、低学年用の第2校舎竣工式。90年、国際交流を開始。2021年、学校創立75周年。
データ:鄭俊宣校長/園児:4人、児童:8人、生徒:8人/学区:三重県全域
〒510-0803 三重県四日市市阿倉川町8-30
Tel. 059-331-6429
75周年、盛大に祝う
同校は昨年、「学校創立75周年記念事業」として、児童・生徒、園児の募集、卒業生の連携を強化する取り組み、施設補修や学校運営正常化のための財政事業、記念祝典事業と共に、子どもたちの活躍を周知するための宣伝広報や、75周年記念誌「추억모이」の発刊などを展開してきた。今年度は、記念事業での成果や経験をもとに、児童生徒・園児数を増やすことに尽力していくという。
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