明日を灯そう!~愛知無償化裁判記録集、クラウドファンディングで
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2013年に大阪、愛知から始まった高校無償化裁判。長きに渡る闘いは、21年9月の九州無償化裁判の上告棄却をもって終結しましたが、裁判闘争の道のりと財産を残そう、と日本各地で記録集の制作が進んでいます。
今日は、「民族教育の未来をともにつくるネットワーク愛知 ととりの会」(「ととりの会」)が始めた記録集のクラウドファンディングを紹介します。
「ととりの会」の前身は、高校無償化裁判の際に作られた支援団体「朝鮮学校にも差別なく無償化適用を求めるネットワーク愛知」で、2021年4月1日から名前を変更して活動しています。
…愛知の裁判では,弁護団は日本と朝鮮半島の歴史,朝鮮学校の歴史,在日朝鮮人への差別など歴史的な経緯の中で無償化排除という問題を位置づけ,さらに,「北朝鮮嫌悪」という書面も出しました。
「裁判官,あなたとて、今、日本の社会の中にはびこる『北朝鮮』への偏見から自由ではないでしょう?」と問いかけたのです。
支援側も「朝鮮との関係の何が悪いのか?」ということをまっすぐに問いかけ、理論化しようと努力してきました。
本冊子はこのような愛知の無償化適用運動と裁判,裁判支援の記録集です。
今後も日本人・日本社会も共に在日朝鮮人たちと共に,民族教育の未来を考えていきたいと思っています。そのためにも,愛知の活動の10年間を記録として残す必要があると考え,本冊子を編集しました。…(クラウドファンディングのサイトから引用)
目標金額は80万円!
民族教育の課題解決が切実な今、記録集は”明日”への力になることでしょう。どうぞ心を寄せてください。(瑛)