出張前の家事分担
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中国地方に出張が入り、不在時の家事をどうしようかと考えていたところ、小学校の頃のある出来事を思い出した。小学校6年くらいの頃、母が職場の研修で朝鮮に行くことになり、3週間ほど家を空けたことがあった。両親はともに関西地方の出身だったので、祖母に手伝いに来てもらうことも難しかったのだろう。
夕飯は、食材を届けてくれる「ヨシ〇イ」という宅配サービスを使って、毎日私が作っていた。
このことを思い出して調べてみると、まだそのサービスが残っていたので、試しに利用することに。メニューも「基本の手作りおかず」「季節を楽しむごちそう膳」「手作り時短メニュー」などとバリエーションが増えていて、
中学生と娘と相談し、チーズタッカルビがメニューに入ったコースを選び、今週から作りはじめているが、結構楽しんでくれている。
「料理がマンネリ」だと言われていたので、少しは罪滅ぼしになった気もする…。
毎日玄関先に食材が届くので、保冷箱から食材を取り出し、材料を切って、作り方のレシピ(動画サイトもあった!)を見ながら調理する。買い物に行く手間もなく、帰宅後サッと作れるのもいい。
子どもがある程度育つと、こういう風に家事を任せることができる、と気づかせてくれたのは実家のオモニだ。
母には出張に行くたびにヘルプに来てもらっていたが、前回の出張時に「もう、自分たちでできると思うよ」と言ってもらった。
自分がやらなきゃと思っていた、いや思い込んでいたのは私だけだったかも…。
コロナ禍のなか、遠路来てもらうことも申し訳なかったし、この言葉にすっきりした。
小6の末っ子に洗濯機の回し方も教えて、料理&洗い物、洗濯、ゴミ出しなどの分担はできた気がする。「あとは任せた!」だ(笑)。
…40年前のあの頃は、弟と自分のお弁当も作っていて、「えらいね」と弟の担任の先生に褒めたもらい、嬉しかったことも思い出した。
父と買い物に行き、家族の献立を考えたり。「あると便利だ」と思うものを買い足していた休日の日も懐かしい。(瑛)