地域みんなの“ウリハッキョ”/おいでよウリハッキョ vol.51 滋賀朝鮮初級学校
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年間、約2000人もの来客があるという滋賀朝鮮初級学校。顔の見える関係を大事に育んできたことで、近隣住民はじめ、「滋賀ハッキョ勝手に応援団」(本誌57pに詳細)をはじめとした地域の人々も愛着を持って“ウリハッキョ(私たちの学校)”と呼んでいる。2021年4月には滋賀県知事が前年の初訪問に続き同校を再訪問。「ここに多文化共生の象徴である学校があることを誇りに思う」と思いを寄せた。
△今月のハッキョ
滋賀朝鮮初級学校
歴史:1946年、滋賀県内各地に国語講習所、自主学校を創設。49年の「学校閉鎖令」を受け、県内各地の公立小学校17校、公立中学校1校に朝鮮学級(民族学級)を開設。60年4月24日、滋賀朝鮮中級学校創立。62年12月、現在地に校舎を落成。翌4月に初級部を併設し「滋賀朝鮮初中級学校」に改称。68年、滋賀朝鮮学園として学校法人認可獲得。71年に幼稚班設立。91年、新校舎(現校舎)落成式。2004年4月に中級部が休校となり「滋賀朝鮮初級学校」に改称。2020年、創立60周年を迎えた。
データ:鄭想根校長/園児:4人、児童:15人/学区:滋賀県全域
〒520-0812 滋賀県大津市木下町2-24
Tel:077-522-1921
一輪車が自慢です!
毎年、運動会で自慢の一輪車を披露する児童たち。もちろん全員が出演する。積み重ねがあるため、高学年になると高度な技を連発! つないだ手の間から別の児童が登場したり、オッケチュムをしながら漕いだりクルクル回転したりと自由自在だ。今年6月の運動会でも観客を沸かせた。
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