月刊イオ10月号が完成しました!
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月刊イオ10月号が完成しました。表紙には、愛知県・南地域青商会の方々に登場頂きました。同青商会は2019年1月から毎月、総聯南支部周辺の清掃活動を続けています。
撮影して下さったのは、同胞のデザイン会社と提携している日本人のプロカメラマン。
「せっかくなら『朝鮮会館』という文字を入れたいですね…」「人数、5人と多めなんですが全員うまく入りますかね…」「活動の趣旨が伝わりやすい、いい感じの撮り方ってありますかね…」。こちらの注文の多さ・丸投げにも誠実に対応下さり、これまでとはまた雰囲気の違った素敵な表紙になりました。
カメラマン曰く、「アー写(アーティストの宣材写真)」をイメージしたそう。青商会の方々は慣れない撮影に照れながらも、ノリを合わせて協力して下さっていました。
さて、10月号の特集は「在日朝鮮人を知るブックガイド」。以下、趣旨文を引用します。
在日朝鮮人は、日本人とは歴史的、社会的に異なる背景を持っています。日本に暮らすなか、そのことを説明しなくてはならない場面も少なくありません。
在日朝鮮人とは誰なのか―。どんな思いを持って生きてきたのか―。私たちの「存在の根本」に関わる、この「問い」を考えるうえで、示唆や気づきを与えてくれる本をジャンルごとに紹介します。
誌面では、▼小説・文学、▼歴史、▼朝鮮学校・民族教育、▼マイノリティ、▼小学生・中高生向け―とジャンル分けし、各界各層の同胞たちが3~6冊、おすすめの本を挙げて紹介文を書いています。「在日朝鮮人を知る一助に」という観点でイオ編集部による選書も掲載しました。
加えて、米国で出版され30以上の言語に翻訳された、ミン・ジン・リー作家による話題の本『PACHINKO』(日本でも2020年に翻訳出版)を3人の同胞に読んでもらい、それぞれの立場からレビューを書いてもらいました。
そろそろ季節は秋。特集で紹介されている本に少しでも興味を持って、次の選書の参考にしてもらえると幸いです。
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10月号は単独記事も満載! 以下にタイトルを一覧で紹介します。
・京都ウトロ放火事件—被告に懲役4年の実刑判決
/判決をどう見る、どう活かす
・ただいま町内美化清掃中!
/愛知県・南地域青商会の「お掃除隊」活動
・李承信のことば
/東京中高ラグビー部を激励
・金剛山歌劇団特別公演「追憶」、9月29日東京で
/日朝文交 柳澤徳次理事長インタビュー
・ハギハッキョが通常開催
/愛媛、奈良など各地で
・関東大震災朝鮮人虐殺 否定論の何が問題か
・朴民宜の絵と尹正淑の詩
/10月14日から同志社大学で展示会
・インタビュー 金竜介弁護士
/「記憶は弱者にあり」の姿勢で
・市民の“見たい”が原動力に
/「私たちの『表現の不自由展・その後』」@愛知
・女性同盟兵庫県姫路支部舞踊部
/初の発表会に向けて
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