特集 在日朝鮮人を知るブックガイド
広告
在日朝鮮人は、日本人とは歴史的、社会的に異なる背景を持っています。日本に暮らすなか、そのことを説明しなくてはならない場面も少なくありません。在日朝鮮人とは誰なのか―。どんな思いを持って生きてきたのか―。
私たちの「存在の根本」に関わる、
この「問い」を考えるうえで、示唆や気づきを与えてくれる本をジャンルごとに紹介します。
※本特集に紹介された本の価格はすべて税込みです。
小説・文学/在日朝鮮人は、何から解放されねばならなかったのか
李英哲●朝鮮大学校外国語学部教授
歴史/歴史を知り、課題を捉える
金誠明●留学同東京委員長
朝鮮学校・民族教育/朝鮮学校理解のための3つの視角
呉永鎬●鳥取大学教員
マイノリティ/アイヌ、沖縄、ハンセン病から
金貴粉●国立ハンセン病資料館学芸員
小学生、中高生に 読んでほしい本
李明玉●朝鮮語講師
玄明淑●美術教員
編集部選/在日朝鮮人を知る一助に
『在日朝鮮人ってどんなひと?』他
小説『パチンコ』を読む
米国で2017年に発表されて以降、発行部数が累計100万部を突破した小説『パチンコ』。
ソウル出身で7歳の時に米国へ渡ったミン・ジン・リー作家が描く在日コリアンの物語は30以上の言語に
翻訳され、2020年には日本語訳も刊行された。話題の本書をどう読んだか? 3人の方にレビューをお願いした。