特集 トンポの顔が見たくて
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マスク生活が日常のものとなり、親しい人たちとも距離を取らなければならなかった日々。せめて誌面では、みなさんの笑顔、元気な姿を届けたい! そんな思いで企画しました。また、この1年どんなことがあったか、日本各地の同胞たちの近況も紹介します。
とびきりの1枚
特集のスタートは、同胞たちの元気な姿から! 今年撮影した「とびきりの1枚」を寄せてもらいました。
…ほか、全12枚
あの人に会いに
この1年、読者の方から「ぜひ紹介してほしい」と勧められた同胞たちがいます。編集部が会いにいきました。
感謝しながら生きたい/モランの石梨香さん(88)
東京都杉並区在住の石梨香さん(88)はチョゴリ制服を作る「モランのオモニ」でも知られる。今年11月22日に米寿を迎えた石さんは今年6月、かねてからの夢を実現。福島県の百名山を登る旅に東京同胞山友会(李英銖会長)の仲間たち30人を招待し、楽しいひと時を過ごした。…
受け継ぐキムチの味、今も現役/林申出さん(91)
いま1世がどんどん亡くなっていて、日本が朝鮮を植民地支配した時代の話や戦争の話をできる人たちがあと何年かするとみないなくなってしまう。以前、夫と話している時、そんな話題が出ました。大阪にいる私のウェハルモニ(母方の祖母)をぜひ取材してください。ハルモニは90歳を超えた今も現役で、山亀キムチという店で働いています。孫が30人以上いて、ひ孫も20人以上います。(鄭明愛)
本誌編集部に寄せられた情報を頼りに、一路大阪へ向かった。…
私の転機
結婚、転職、新たなチャレンジなど自分の身の上で転機となった出来事についてつづってもらいました。
大切な人へ、思い込めた書作品を/黄允実(30、広島県在住)
昨年、結婚を機に、7年間勤めた広島朝鮮初中高級学校(広島市)を退職しました。
その後、新たに始めたことがあります。書作品の販売です。
私は初級部1年生から10年間、ウリハッキョ(朝鮮学校)で習字を習いました。尊敬する恩師のおかげで、字を書くこと、字で表現することが好きになり、中級部の頃には初等師範の免許も取ることができました。…
7年ぶりの現役復帰/任成壎(37、朝鮮大学校ボクシング部コーチ)
今年9月、北海道で行われた全日本社会人ボクシング選手権大会に東京都代表として出場した。
7年ぶりとなる現役復帰だ。母校の東京朝鮮中高級学校をはじめとする日本各地の朝高ボクシング部は部員減少による休部など厳しい状況にあり、それによって私が指導している朝鮮大学校ボクシング部も部員が減っている。このような状況に直面し、ボクシングを同胞社会にアピールしたいと現役復帰を決めた。…
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