初の給食当番
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先月、我が子が通う朝鮮学校のオモニ会の1日給食づくりに初参加してきました!
毎月1度、オモニ会で1日給食を提供します。
各学年のオモニたちで当番を回すのですが、コロナ禍が続いたこともあり、自身の学年当番の時はやむを得ず中止になったりと、なんだかんだと参加する機会を失っていました…。
ですが、今年やっと初参加ができました!
メニューは児童・生徒たちに大好評のカレー。
エプロン、不織布マスク、三角巾に、使い捨ての手袋を調理ごとに変えながら野菜をきったり、鶏肉をフライパンに焼いては、大鍋で煮込んだり、、、。
初参加の私は、オモニ会役員のオンマたちの的確な指導のもと、料理下手でもなんとか、いち戦力になることができました。
美味しいカレーができたあと、オンマたちが児童・生徒たちに給食を運んでいきます。
1年生のカレーを担当したオンマは、1年生児童たちが一斉に「コマッスムミダ!(ありがとう)」と喜んでた様子がグッときたそうで、「涙でそうになったわ」と炊事室に戻り次第、話してくれました。。
炊事室でお留守番をしていた私も、後半はどんな様子で食べているのか見に行くために、教室横のカレーおかわり要員に加わることに。
おかわりに来た生徒たちに「カレーはどう?」と聞くと「マシッソヨ!(おいしいです!)」と皆元気に答えてくれました。
何度もおかわりに来てくれる生徒たちもいて、本当に作り甲斐があったなと思い、心がほんわか温かくなりました。
空になったお皿を今度は手際よく洗い料理の後片付けまで完璧に皆でしたあと、オンマ達で遅い給食をとりました。本来カレーが苦手な私でも今回作ったカレーは本当においしく、あっという間に食べてしまいました。
食べ終わってからマスクをして、オンマ達と色々と日々の悩みごとも話しながら楽しいひと時を過ごせました。
作る前は、全校生徒分のカレー作れるものなのかな、しんどそうだなと正直思いましたが、疲れよりも児童・生徒たちの美味しそうに給食を食べる姿に、疲れは文字通り吹っ飛んでいったのか、あまり感じず給食当番を終えることができました。
そして、テキパキと指示を出し、時にやさしく話をきいてくれたりするオンマたちの優しさとパワフルさにも感動でした。
朝鮮学校という場のあたたかさを身に染みて感じた1日でした。(愛)