大阪民族教育の未来を担う/おいでよウリハッキョ vol.55 大阪朝鮮中高級学校
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2022年4月に、創立70周年を迎えた大阪朝鮮中高級学校。年間を通した記念事業のほか、校舎老朽化にともなうリニューアル計画も着々と進め、より魅力のある学校づくりに励んでいる。これからの大阪民族教育の未来像を示すべく、新しい教育理念を打ちだし、教育内容のさらなるアップグレードを目指している。
△今月のハッキョ
大阪朝鮮中高級学校
歴史:1952年4月、大阪市生野区田島で大阪朝鮮高等学校創立。57年、大阪朝鮮高級学校に改称後、河内市(現・東大阪市玉串町)へ移転。66年、財団法人大阪朝鮮学園認可。73年、東大阪市菱江の新校舎に移転、文化会館竣工。77年、普通科を文系と理数系に改編。89年、学校法人大阪朝鮮学園認可。2018年、東大阪朝鮮中級学校を併設、20年、大阪朝鮮中高級学校を開設。22年、学校創立70周年。
データ:金采玹校長/中級部:188人、高級部:160人/学区:大阪府、奈良県、和歌山県
〒578-0984 大阪府東大阪市菱江2丁目18-26
Tel. 072-963-3481
70周年、個性と元気で輝かせ
同校の夫才修教務部長(43)は、本校の特徴について「何といっても個性溢れる生徒たちが集まってくること」だと話す。「さまざまな特徴や能力を持った生徒たちが影響しあい、彩りある日常生活を作り出しています。特に今年は、70周年事業決起運動モイムや文化祭、体育大会など、70周年を記念するイベントを年間を通して行っていますが、そのたびに生徒たちの能力の高さとユニークさに驚かされます。『基本は楽しく。やる時は団結してやる!』—このメリハリは本校ならではだと思います」。
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